たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉 見城徹 を読んでみた

投稿者: | 2017年5月20日

休暇を利用し、幻冬社の社長、見城徹さんのたった一人の熱狂を読んでみた。

見城徹さんの本を読んだのは、『編集者という病い』、『憂鬱じゃなければ、仕事じゃない』に加えて3冊目。

このたった一人の熱狂は、一時有名になった755(ホリエモンが収監されていた際の番号が由来だとのこと)という有名人と直接やり取りができるというソーシャルメディアサイトで見城徹さんが一般のユーザーとやり取りした内容をまとめたものだとのこと。

全編に渡って、見城徹さんの仕事観・人生観が述べられている。放送作家の秋元康さんによると、見城さんはとことん精神を鍛える”精神のボディビルダー”なのだそうだが、それがバンバン伝わってきた。


以下は特に印象に残った部分。

◾️第一章 仕事に熱狂する

p19
職を転々としながら、茫漠とした気持ちで天職を見つけようとしても、巡り会えるものではない。自分を痛めながら何かに入れ上げる。生き方の集積が全てを決めるのだ。

p35
自分にしかできないことに取り組んで、結果を出す。一度、結果が出ると仕事は面白くなる。他の人でもできることをやってもしょうがない。他人ができないことをやる。辛いが、これが仕事の王道だ。

p39
(圧倒的な努力について語った部分。石原慎太郎に原稿を書く依頼をしに行った際についての記述。)僕は花束を持って行っただけでなく、石原さんの『太陽の季節』と『処刑の部屋』を目の前で全文暗誦しようとした。

p55
この本を読んでいる君たちの中には、何者かになれない自分の境遇と不遇を嘆いている人もいるかもしれない。自分には何ができるのか。天職とは何なのか。今いる場所で悩み抜き、圧倒的努力をして欲しい。・・・(中略)・・・本気で向き合わなければ何も生まれない。


◾️第二章 圧倒的結果を出す

p98
人生最大の発明は言葉だ。・・・(中略)・・・言葉があって初めて、人間は思考を深めることができる。言葉がないところに思考はなく、思考がないところに人生はないのだ。適切な言葉を選び、思考を深めることができれば、人生は思いもよらぬ方向へ拓ける。

p103
自分の感覚や感動の源泉を信じ、たった一人でも自分が信じた道を行く。人の100倍も不安に怯え、困難に耐えながら、苦痛を糧として仕事をする。それが僕の言う「たった一人の孤独な熱狂」だ。

p110
努力に努力を重ねた君の生き方の集積が1枚のキラーカードになり、それが10枚貯まった時初めて人はあなたに近付いて来る。

p123
(人たらしになるな。「人さらい」になれの部分)忙しさにかまけて相手に感想を伝えることを横着したり、感想を伝える気持ちが最初からない人がいる。感想を伝えるということに無頓着な人とは僕は付き合えない。感想を伝えることは、人間関係の最初の一歩だ。

p149
(『麻雀放浪記』を書いた作家阿佐田哲也さんの人生哲学について)・・・「すべてはプロセスである」という人生哲学だ。ビジネスにしても博打にしても、勝負は最後まで判らないのだ。勝ったから大喜びするのも愚かだし、負けが続いたからといって、「もう俺の人生はおしまいだ。自殺しよう」と悲観するのもバカらしい。


◾️第三章起業は甘くない

p176
(昨今の安易な起業文化について語った部分で)覚悟を持って現実と格闘した先にしか大きな結果はない。「覚悟」とは、このためには死んでもいいと心に決めることである。


◾️第四章 切なさを抱えて生きる

p226
アメリカ先住民に「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んで行った人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ」というような言葉があるそうだ。緊張感も切迫感もなく、ただのほほんと生きる。そんな1日の時間に、しがみついてでも生きたいと思う人もいる。この言葉は、僕の胸に強く共振のする。


上にも引用した様に見城さんは編集者として、どうしてもある作家に原稿を書いてもらいたい時に、その作家が書いた全ての本を読んだ上で口説きに行くというような圧倒的な努力をしていたとのこと。これは、ビジネスマンにとっても商談準備などで見習うべき事項だと思う。(個人的にはかなり反省すべき点だ。)

これ以外にもまるでボディビルダーが肉体を鍛えるように時には自分自身を痛めつけながらも圧倒的な努力を重ねるという話が所々に出てきた。生半可ではない圧倒的な努力を重ねることで、ある時に臨界点に達して、通常では得られない成果が得られるということで、そうしたことを続けることで人生を充実したものにすることができる、といったところか。

少々癖があってもいいので、見城徹さんのように熱狂的に生き、人生を充実させたい。そのために今の仕事で心底頑張ってみよう。

そんなことを考えさせてくれる本。生きる勇気をもらえる。是非何度も読み返したいと思う。

こちらも是非:
編集者という病い 見城 徹著を読んでみた

 

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