人もチームもすぐ動くANAの教え方 を読んだ

投稿者: | 2017年4月7日

今回はANAビジネスソリューション著「人もチームもすぐ動くANAの教え方」をご紹介いたします。

この書籍はANA創業から長きに渡り伝わる「教え方の基本」が、第1〜5章まで 35のコツが丁寧に記載された、まさに教える側のヒューマンスキル向上のマニュアル本です。

バブル崩壊後、混迷する日本経済、どんどん細分化するビジネスの中、国内企業の各セクションの業務従事者達は悩んでいます。

いかに自発的に考え、行動出来るか、部署や会社全体を通していかにパフォーマンスを向上できるかと、多くのビジネスパーソンが日々考えを巡らせます。

ネットでの書籍宣伝に、アルバイトから経営層まで利用できるとありましたので、この書籍を早速購入しました。


気になったコツをいくつかご紹介いたします。


【コーチング01】リーダーより「サポーター」であれ

ANAグループが人材育成する際に最も大切にしているのが、社員一人ひとりの自律であると書かれています。

自立ではなく「自律」とは、自分自身で成長の過程を考えて意欲的に成長する事が「自律」とのことです。

・サポーター型とワンマン型の教え方の違い

■基本の考え方
一般的なワンマン型のトップダウン
・リーダーについてこい
・個人で結果を出す

ANAのサポーター型のボトムアップ
・一人では何もできない
・チームで結果を出す


■行動
一般的なワンマン型の命令
・正解はひとつ
・手取り足取り
・言ったとおりにやれ!

ANAのサポーター型の問いかけ
・答えを考えさせる
・任せる
・どうしたらいいと思う?


■結果
一般的なワンマン型
・他律の人に育つ
・1教えて1覚える
・言われたことを、言われたどおりにできる

ANAのサポーター型
・自律した人に育つ
・1教えて10覚える
・言われなくても自分で成長しはじめる


【コーチング11】「やってみせる」には3ステップある

「言う」だけでは伝わらない。「やってみせる」と説明があります。

自分には当然出来ることが、後輩には難しい場合もあります。そんな時は、次の3ステップでの教え方が効果的です。

ステップ1
自分で手本を示す

ステップ2
感覚を得るまで一緒にやる

ステップ3
相手に任せる

ステップ1で、作業の仕方を知識として知ってもらい、ステップ2を踏むことで、作業を体で覚えて貰うことができ、「一緒にやる」のひと手間で、初めて相手に任せることが大切であると記載があります。

この章を読んでいて、有名な山本五十六さんの言葉を連想しました。個人的にすきな言葉なので合わせて記載します。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」


【コーチング32】後輩・部下からこそ学ぶ

教える立場としてだけ振舞っていると、いつの間にか、周りの人から「教わる」機会を失ってしまうことになります。ANAでは、知らなことを聞いたり、助けてもらったりするのが恥ずかしいことだと思っている人はいません。

ANAのパイロットたちの間でよく言われる言葉を紹介します。

Experience can help others.
あなたの経験が、他の人を助けます。だから、経験をどんどん共有しましょう。

本当に素晴らしい言葉です。「経験を共有する」は、航空業界だけでなく、科学、文学、医学、そして我々ビジネスパーソンの毎日の業務にも役立ち、すぐにスタートできる大切な財産ですね。

私はこの書籍を読んで、教える側の自身の成長にも必ず繋がると思いました。ぜひ皆様も活用してみてください!

そして、この書籍の核心となる言葉が、書籍の一番最初に記載されていますので、最後になりますが紹介します。

「動かす」「引っ張る」では部下・後輩は成長しない。
「サポートする」教え方が最強のチームプレーを生む。

@カイト


*ぜひ、以下の記事もあわせてお読みください。
ミッションリーダーシップ 組織を動かす無敵のチカラを読む

 

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