【マーケティング心理学8】ダイレクトに伝わる。カクテルパーティー効果。

投稿者: | 2017年1月7日

では第8回目のマーケティングに使える心理学、始めていきたいと思います。

今回は、販売促進をするうえで、より効果的に購買者の目に留まる工夫を行えるようになる「カクテルパーティー効果」についてご説明したいと思います。

カクテルパーティー効果

名前がなんとなくオシャレな感じですが、非常にオーソドックスな効果です。

ただ何となく大勢の人に情報を伝えるのではなく、ピンポイントに絞ることの重要さについてですので、
覚えておいて損はありません。


脳は無意識に選択する。

たとえばあなたがショッピングモールで買い物をしていたとします。

ショッピングモールのように雑然としたところでは、たくさんの音が流れていますよね?
一度に鳴っているたくさんの音は、一つ一つを理解することもなく、雑音のように漠然とあなたの耳に聞こえているはずです。

ところが、このとき、後ろからあなたが友人に呼ばれたとします。
するとあなたには、今まで多くの声や音楽を雑然と聞き逃していたはずなのに、その声だけはっきり聞こえます。

これが「カクテルパーティー効果」です。

たくさんの雑然とした情報の中から、自分に関係するものに無意識に反応してしまう。
もしくは、自分に関係する情報だけ明確に伝わる。

電車で寝ている時に、自分の降りる駅名だけしっかりと反応して起きることが出来るというのも同じです。


逆に考えてみる。

雑然とした情報の中に自分に関係するものがあると、無意識にはっきりと認識できる。

これを逆から考えてみるとどうでしょう。

つまり「自分に関係があると瞬時に認識できないものはどうでもいい情報となって脳は認識できない」ということになります。雑音の中に紛れて、同じく雑音になってしまうという事ですね。

大勢がいる騒がしいところで「田中!」と呼べば、かなりの人が振り返ります。ほぼ田中さんです。
しかし、田中さん以外の人の脳には、その声が「人の名字を呼んでいる」という事さえ認識されないという事なのです。


認識されるためにポイントを絞る。

これは音声情報だけではなく、文字情報や映像情報でも同じだとされています。

広告の文句やコピーライティングにおいても、興味や関心のある語句が含まれていないと「文字の雑音」でしかなくなってしまうのです。しかも、かなり個人的に関心のあるものでないといけません。

たとえば「世界が驚いた、新製法の育毛剤」というよりも「薄毛でお悩みの方に朗報、新製法の育毛剤」と書いた方が薄毛に悩んでいる人の目に留まるのです。

ほかにも「新製品・台所用洗剤」と書くより「主婦の新しい味方・台所用洗剤」の方が、主婦の方の目に留まる。それは大勢の中で名前を呼ばれているのに等しい行為なのです。

いかがでしたか「カクテルパーティー効果」

特にネットや雑誌にはたくさんの文字が存在しますから、その中で目に付くための効果は有用ですよね。

どんなにいい製品のサービスも、気づいてもらわなければ意味がありません。
である以上、ぜひとも活用したい効果ですね。

(Writer:Yasu Nagao)

*ぜひ、以下の記事もあわせてお読みください。
【マーケティング心理学9】癒し効果で引き付けるベビーフェイス効果

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