天才 石原慎太郎著 幻冬舎刊を読んだ

投稿者: | 2016年9月22日

少々前に売れ筋の本として話題になっていたこの本、天才 石原慎太郎著 幻冬舎刊を読んでみた。

天才とはあの田中角栄を指した言葉。

この本は著者の石原慎太郎が、田中角栄になり代わって1人称で田中角栄の生まれてから死ぬまでを書いた、ノンフィクション伝記だ。

ということで、伝記という形をとりながら、多分に石原慎太郎の主観や推測が入っているのだろうと思われる。が、その前提で読んでもなかなか面白かった。

さすがに作家の文章だけあって、すらすら読めて、田中角栄が生きた時代が生々しくせまってくるのだが、やはり、何故石原慎太郎が田中角栄を題材に書いたのかが非常に気になった。


巻末でそれは石原慎太郎慎太郎の口から明らかになるのだが、そもそも彼が自民党の政治家だった時代は時の大政治家(田中角栄)に対して、自民党内での若手の反対分子として目立っていたのが石原慎太郎だったらしい。


ただ、ざっくりと言えば今の世の中を方向付けた”天才”に対する敬意ということがあったのだと思う。


本の内容に戻ると、あくまで触りといった感じではあるのだが、田中角栄が中国との国交正常化を成し遂げ、毛沢東と会談した時の記述は、超大物同士の面会がどんな感じなのかがわかり、興味深かった。

また、そもそもロッキード事件の位置付けなどもそれなりに過去の時代の出来事となっていてあやふやだったことがあったので、それが田中角栄の人生にどのように影響したのか、といったことも分かり勉強になった(まあ、この辺りは石原慎太郎の歴史観が色濃く出ているところではあると思うが、、、)。


この本を読んで、田中角栄について書かれた他の著作も読みたくなった。そういう意味では入門書として、ちょうど良い書物なんだろうと思う。


【関連リンク】
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