プロフェッショナルマネージャー わが実績の経営を手にとってみた

投稿者: | 2016年9月10日

以前から持ってはいたが、中々しっかり読めなかったこのプロフェッショナルマネージャー わが実績の経営 (早川書房)を読んでいる。

購入したのは、確かユニクロの柳井さんが座右の書としてあげていたのがきっかけだったと思う。


主要著者であるハロルド・ジェニーンは、ITTという大規模な通信系の多国籍企業の経営者だった人。

著者が一介の会計担当者からいかに国際的な多国籍企業の経営者になったのか、というその経緯、また、いかに大規模な多国籍企業を経営してきたか、間に入っている世界恐慌や第二次世界大戦等についてのエピソードなども含めて、かなり興味深く読めている(個人的には、大戦時にアメリカの軍需産業で働かれていた話などが、当時の様子を知ることができた、という意味で面白かった。)。

個人的には年齢もそれなりになってきて、マネージャーというものを意識するようになってきており、マネージャーとは何をするものなのか、改めて学びたいと思っているのだが、この本は格好の材料になりそうだ。


現在、経営の秘訣や経営者の条件について書いてある部分を読んでいるのだが、一番印象に残ったのが、以下の部分。
至極当たり前といっては当たり前なのだが、改めて確認させられた次第。


◼︎経営の秘訣について書かれた部分(p70)
本を読む時ははじめから終わりへと読む。事業の経営はそれとは逆だ。終わりから始めて、そのボトムラインに到達するためになさねばならぬあらゆることをするのだ。

◼︎事実関係をしっかり確認することの重要性を部下に語った部分(p119)
プロフェッショナル・マネジメントという最高の芸術は、”本当の事実”をそれ以外のものから”嗅ぎ分ける”能力と、さらには現在自分の手元にあるものが、”揺るがすことができない事実”であることを確認するひたむきさと、知的好奇心と、根性と、必要な場合には無作法さを備えていることを要求する。


◼︎経営者の仕事について端的に語った部分(p138)
我々は成果をあげるために、あらゆるものを利用した。学校で学んだあらゆることを、ビジネスの経験から学んだあらゆることを、同僚から学んだあらゆることを利用した。自分たちの発明の才をはたらかせた。自分たちの頭脳をはたらかせた。
「経営者は経営しなくてはならぬ」ということはITTの我々の信条となった。それは我々が望む結果をもたらすためになさねばならぬ(正当かつ合法的な)あらゆることをするということだった。・・・

→manageするという部分の日本語訳のもんだいもあるのだろうが、あらゆる手段を想定してなんとかする、ことがmanage するということなのだろうと受け取った。


筆者が簿記担当から経営者になったというような背景もあるとは思うが、経営における会計知識の大切さなども改めて認識させられた。この他、中南米で大統領に電話システムを売りこんだ話なども面白かった。

まだ読み通せてないが、今回はゆっくり丁寧にたのしみながら読んでみたいと思っている。




(2016年9月10日追記)
プロフェッショナルマネージャー、経営者とは何をする人なのか、ということを考えさせてくれる本で、何度も繰り返し読んでおります。以下の2冊はそのエッセンス版(雑誌のプレジデントに掲載されたものをまとめたそうです。)で、ユニクロの柳井さんと、これもまたかつてユニクロの社長をやっていた玉塚さん(現在はローソンの社長)が、自分のビジネスと絡めてこのプロフェッショナルマネージャーについて語ってます。名言多数でここでは挙げきれないのですが、これらも原本同じく何度も読み返す価値がありそうです。




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