パナソニック人事抗争史 岩瀬達哉 を読む

投稿者: | 2016年6月5日

最近パナソニック人事抗争史を読んだ。

前職の知り合いの人が、生々しくて面白いとすすめていた本。

松下幸之助の創業以来あれだけ輝いて強かったスターカンパニーがいかに人事抗争や人事の失敗で衰退していったのか、松下幸之助から現在の津賀社長までの歩みを元幹部の生々しい証言(パナソニックの将来を憂えてこその証言だとのこと。)を取りつつ振り返ったドキュメンタリー作品。

ちょうど2016/5/31付けで、パナソニックが液晶パネルの生産を終了する、との記事(TV用液晶、パナソニック撤退へ 残るはシャープ系のみ:朝日新聞デジタル)が出ていたが、この本でも当時の森下社長-中村社長の液晶以上に力を入れていたプラズマディスプレイへの傾注の失敗の話が出てきていた。もちろん、これも失敗を避ける動きが出来なかった人的な失敗について書かれていた。

これ以外にも、創業者幸之助の遺言や人事抗争や温情人事などの影響で合理的な意思決定が出来なかったという話がいくつか出てきた。


企業は人間が作っている以上、こうしたドロドロした部分は仕方が無いとは思うけど、上に立つ人たちの温情人事などで、会社がおかしくなり、現場の人達がリストラ等で被害を被るというのは、日本を代表する企業であることもあり何ともやりきれない。

私も含めてサラリーマンであれば、こうした企業の人間的である意味非合理な部分に遭遇した経験もあるのではないか?自己の体験等とも照らしながら、興味深く読み進めることができる本だ。

※アマゾンの書評も、元社員の方のレビューなどがあり、非常に興味深いのでおすすめ。

ドキュメント パナソニック人事抗争史 (講談社+α文庫)
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