相場師一代 是川銀蔵著を読んでみた

投稿者: | 2015年8月15日

是川銀蔵という大相場師が書いた、相場師一代という本を読んでみた。恥ずかしながら、この是川銀蔵さんという方の存在を初めて知った。20世紀の初頭から、実業家と相場師を行ったり来たりしながら、何回も修羅場を経験しつつ、身を立て、閣僚候補になったり、長者番付のトップになったりと、稀有な経験をしてきた人物である様子。

いわゆる相場師の枠に収まらず、相場をよむのと同様に儲かる事業をよむ能力もあった人のようだ。


読んでいて、どこまでが本当なのか、若干大袈裟なんじゃないの?あと、自慢話が多いな!!などと思いつつ、なかなか面白くて、最近では珍しく飽きずに読み切ってしまった。


著者は相場師として非常に有名ながらも、お金儲けのために相場に手を出すことは非常にリスキーであると力説しているので、少々面食らった。

冒頭より引用
「・・・私は自らの人生を自らの手で綴ることにより、株で成功することは不可能に近いという事実を伝える使命があると思い、筆をとることにした。」

どうも少なくとも筆者が活動していた当時は日本の税制が株式投資に不利な状況だったという背景があるとのことだが。


これ以外に印象に残ったのが、筆者の投資方針。

「もうはまだなり、まだはもうなり」といった株式投資の格言なども勿論十分に参考にしていた様だが、投資するにあたって、関連する経済知識を徹底的に調べ上げて、自らの頭で十分に考えた上でないと投資をしない姿勢で臨んでいたということ。

奇をてらわない、成功法のやり方を取っているというのが、興味深かった。


時代を先読みする方法だとか、情報の見極めだとか、もっと学ばなきゃ、と意欲を掻き立ててくれる一冊なのは確かだ。


最後に筆者の投資原則とでもいうべきものを載せておく

    銘柄は人が奨めるものではなく、自分で勉強して選ぶ
    二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ
    株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物
    株価は最終的には業績で決まる。腕力相場は敬遠する
    不測の事態などのリスクはつきものと心得る

私のような初心者には非常に参考になるアドバイス。折に触れて読み返してゆきたいと思う。


【関連リンク】
株でゼロから30億円稼いだ私の投資法 遠藤 四郎著 エール出版社を読む 20061022


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