私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ サム・ウォルトン を読んでみた

投稿者: | 2013年7月20日

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折に触れて、オススメ本として紹介する人がいたので、このサム・ウォルトンの『私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ』を読んでみた。

あの、小売最大手企業ウォルマートがいかにできたのか、そしてあのサム・ウォルトンがどんな人物だったのか、そんなことが詳しく分かる本人による自伝だ。成功者が自慢を意図して出したものではなく、本当は外に出したくなかったけれども死期が近づいてしぶしぶ公表したものだとのこと。

私が一番参考になったのは、”store comparison”という作業について。

これは文字通り、競合の儲かっている売り場を視察するなどして自店と比較し、研究するという作業だとのことだが、ウォルマートはこれを徹底的にやっているのだという。P138に家族旅行でも店舗を視察、という小見出しがあって、その徹底した様子が分かった。改めて競合を入念に調べることの大切さについて思わされた。私は小売業ではないが、競合情報の入手精度等、まだまだ足りないということを自覚することができた。

上記にも関連するかもしれないが、副題にもなっている「小さく考える」ことの重要性ということも思わされた。

この「小さく考える」とはウォルマートの場合、世界で何万店舗とある中で、1点1点個別に対策を考えていく、というのが最も分かりやすい例。大きくなれば大きくなるほど、1点1点個別の対策を取ることは難しくなっていくと思うのだが、ウォルマートはサム・ウォルトンの性格もあり、それをやり切っている、やり切ろうとしているのが、成功の理由であるようだ(この他の部分にもサム・ウォルトンの経営手法について”すべてに目を配るマネジメントといえる”というような記述もあった。)。


あとは、サム・ウォルトンの資質にもよるのだろうが、出張の経費を削るといった徹底した低コスト運営で顧客に少しでも安く売ろうというような姿勢にも感銘を受けた。いつも利用させてもらっているOKなんかも、この哲学を真似たのかな、、、と思ってしまった。実際的でどうなのだろうか。。

資質と言えば、死の床に居てなお、個別の店舗の動向を気にかけ、改善を指示するというようなサム・ウォルトンの情熱みたいなものも印象的だった。


この他にも組織作り、バイイング、物流等、、様々なウォルマート経営の秘密が垣間見れる。単なる成功談ではなく、商売のヒントが詰まった一冊だと思う。是非とも何度も読み返したい一冊だ。

*ぜひ、以下の記事もあわせてお読みください。
私がよく読み返すあの有名企業家の創業ストーリー選

 

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