不格好経営 チームDeNAの挑戦 南場智子を読んでみた。

投稿者: | 2013年6月26日

今回はiPhoneアプリから離れてビジネス書の紹介。

Facebookでつながっている優秀な何人かの人が、「面白い」とコメントしていたので、手にとってみたのがこの本、不格好経営 チームDeNAの挑戦 南場智子著。

南場さん自身が本書で書いているように、成功体験を再現することはできない、ビジネス書を読むことでビジネスがうまくいくようにはならないとしても、純粋に読み物として面白かった。

特に心に残ったのは次のような点

・創業期のドタバタ劇
ネタバレを恐れて詳述はしないが、順調にいっておらず、右往左往していた時期の”不格好経営”の部分は非常に興味深かった。

・コンサルタントと事業家の違い
これは私自身の今までの社会人経験にもよるのだが、コンサルタントとしての経験が、逆に企業経営のマイナスになりうる、との話。マッキンゼーのコンサルタントだった南場さんだからこそ、説得力があった。コンサルタントを志す人は一度読んでおいた方が良さそう。DeNAっていたずらにコンサル出身者を取っている分けではないんだな・・・

・モバイルシフトの成功
業界ニ番手で苦しみながらも、諦めず、チャンスの波(モバイル化の流れ)を見逃さなかった、というのはやはり見習うべき点がありそう。

・旦那さんの癌発症と社長退任以降の部分
そのような状況になって初めて様々な気づきがあった、というのは真実なんだろうな・・・

・チームビルディングの成功
これはタイトルそのままで、第7章の人と組織という部分にも重なるけど、人について妥協しなかったということが大きかったのだろう。


私が営業で駆け出しだった頃、当時の上司が南場さん相手に商談をしたことがあり、「糞生意気だった」と言っていたことを思い出した。

当時すでに女性経営者として有名だったし、マッキンゼー出身ということでそう見えたのも無理もなかったのだろうが、本当の南場さんって、この本にあるような人なのか、そうではないのか、なかなか興味深い。

ただ、旦那さんの癌が発症してからの南場さんは単なる「糞生意気」な人ではなさそうではある。更に多様な見方ができるようにパワーアップして帰って来た、という感じかもしれない。


まえがきにこんな文章が。
「経営とは、こんなにも不格好なものなのか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に。」

この部分、楽天の三木谷さんも同じようなこと(ビジネスは最高のエンターテイメントだ的なこと)を言っていたと記憶する。本文中にプロ野球参入で楽天に反対されたことをほのめかしたような箇所があったけど、南場さんと三木谷さんって似た部分も多いのでは?と思ってしまった。

ここの経営、という部分、私の場合は、ビジネスと読み替えて使いたい。今のビジネスを楽しめるように頑張りたいと思った次第。

ぐいぐい引き込まれる、なかなか面白い本で、元気をもらうことができた。

↑Amazonの書評も一緒に見ると参考になります。

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