孫正義「規格外」の仕事術 なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのかを読んでいる。 (三木雄信著)

投稿者: | 2010年12月29日

今日は仕事納めということもあり、比較的早く会社を出ることができたため、ぶらっと本屋に寄ってきた。そこで気になっていた以下の本を手に取ってみた。

孫正義「規格外」の仕事術 なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのか 三木雄信著

孫正義「規格外」の仕事術―なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのか (PHPビジネス新書 157)孫正義「規格外」の仕事術―なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのか (PHPビジネス新書 157) 三木 雄信

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著者はソフトバンクで、社長室長をやっていた孫さんの参謀の一人。ソフトバンクや孫さんについて多数の本を書かれている方でもある。

本書は、孫社長を一番近くで見ていた方によるソフトバンク・孫社長論といった感じのものだ。

現在、

第1章 孫正義・壮大なる未来ビジョン、

第2章 孫正義・逆転の成功法則

まで読み進めてみたが、期待通り面白かった。

特に、今回印象に残ったのは、第2章の数字で語れない幹部は去れ!の部分(P66)。

孫社長に2・3のパターンを含んだ事業計画書を見せると、”事業を理解するために1000パターン持ってこい”というような趣旨の要望を受けることがままあるとのこと。

著者によれば、「パターンの軸」を出せばそれほど難しいことではないそうなのだが(「パターンの軸」というのは例えば、「顧客獲得数」だとか、「顧客単価」などで、その「パターンの軸」ごとに更にパターンをつくっていくのだそうだ。)、多数のパターンを出し、周到にシュミレーションして、数字で事業を語れるようにする、というその考え方自体に非常に感銘を受けた(私自身ちょうど少し事業計画的なものに関係する立場になってきているため、特に響いたということもあるのだが。)。

原文を引用すると、

孫正義が求めているのは、こうした「パターンの軸」を多く作りだすことなのだ。・・・中略・・・

競争相手がどのような戦略でくるのかわからない。突然、相手が低価格戦略でくるかもしれない。また、新しい技術によるサービスを加えることで顧客単価を上げることができるかもしれない。様々な可能性が存在している。

だからこそ様々な「パターンの軸」をもち、自社が成り立つような「針の穴を通す様な正解のパターン」を探すことが重要になる。

そして、そのためには1000パターンが必要なのだ。

この他、アップル社とのiPhone販売ライセンス権交渉の話も面白かった(P78~あらゆる逆境を覆す究極の交渉術の項)。

その中でも例えば、2008年4月に発表されたソフトバンク、チャイナモバイル、ボーダフォンの合弁会社『ジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)』が孫社長が(iPhoneを意識して)アップルのスティーブ・ジョブスを意識して仕掛けたものではないか?という筆者の仮説などは、考え方としてなるほど!といった感じだった。

実は、最近仕事のモチベーションがあまり上がらない状態だったのだが、本書を手にとってかなり刺激を受け気分も高ぶった次第。まずは自分のできるところから頑張ってみたいと決意を新たにした次第。年末の休みを利用して残りも読み進めてみたい。

目次:Amazon.co.jpより

第1章 孫正義・壮大なる未来ビジョン
第2章 孫正義・逆転の成功法則(「発表」してしまえば、不可能も可能になる
数字で語れない幹部は去れ!
あらゆる逆境を覆す究極の交渉術
ゼロから話題をつくる新製品の“仕掛け”
弱者・初心者こそ大きな勝負を!
孫正義の逃げないコミュニケーション)
第3章 孫正義・「規格外」の仕事術(孫正義流ツイッター活用術
孫正義のつくり方―斬新なアイデアを生み出す秘訣
「孫の二乗の兵法」
孫正義流・感動のプレゼンテーション
大河となるぷたっろフォームを目指す
苦難の時代を雌伏期に変えた読書術
孫正義の「即断即決」術
孫正義がほしがる人材とは?)


【次はこちらへどうぞ】
孫正義「規格外」の仕事術 なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのか(三木雄信著)を読んでいる。その2

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