人生の流儀 城山三郎著を読む

投稿者: | 2009年12月6日

官僚たちの夏がヒットするなど、今年は城山文学が多くの人に読まれた
年だったと思う。やっぱり城山さんの文学はいろいろ現代人に投げかけてくれる
ことが多いというのもあるんだろう。

これもまだ読みかけで恐縮なのだが、
城山三郎の人生の流儀という本を読んでいる。

この本は、城山さんの数ある本の中から、仕事、人生、組織、男と女と
いったテーマで該当する部分を抜粋したもの。

それぞれのテーマについて、非常に深い言葉が出てきて、城山さんの
考え方を知るのに非常に参考になる。

先日読み返したドラッカーの「仕事の哲学」とかと似たような作りに
なっているので、併読するといろいろ考えるきっかけをくれそう。

特にやはり、仕事や組織についての考察は一度読んでおいて損はないと
個人的に思う。

例えば、こういう文章(P41)

「エリート校からエリート校へという人生は、きわめて無神経に人間関係を
選び続けてきたということでもある。すぐれた教師ばかりを選んできた人間が、
実社会に入ると、一転して、たとえば、くだらぬ上役の下に四六時中組み敷かれ
ることになる。彼には、くだらぬ人間に耐えるという経験がない。

就職とは、一にも二にも人間関係の不条理に耐えることだという自覚もない。
結局彼はそういう人間関係から脱走するより他はない。退社とか、自殺とかによって。
・・・・・」-わたしの情報日記- 

ちょっと著者の組織への不信感みたいなものが如実に入っている部分は
あるんだろうけど、一面で新理を付いていると思う(私も結構そんな経験を
してきたような。)。

これにも目がいった

当てにならぬ情報を先取りすることより、情報そのものを絶えず検証し吟味することこそ、
情報社会をより健全で実りあるものにするはずである。 -わたしの情報日記- P43

情報化社会の生き方を考える上で、示唆をくれそう。

これ以外にも考えさせられる文章がたくさんある。じっくり味わってみたいと思う。

人生の流儀
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