政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記 嶋聡著を読む

投稿者: | 2009年9月6日

先日大木さんのソフトバンク流超速断の仕事術という本を読んで頭にソフトバンク流仕事術というキーワードがインプットされていたが、たまたまブオフをぶらぶらしていた際に目に入ったのがこの本。

政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記 嶋聡著

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朝日新聞出版 2008-09-12
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著者の嶋さんは民主党の衆議院議員を3期つとめた後、ソフトバンクの室長に転身したという異色の経歴を持ったビジネスマン。

どうして政治家からソフトバンクの社長室長へと転身したか、ソフトバンクの中でどんな仕事をしているのか、ソフトバンクの事業のここ最近の状況、政治家をやっていた経験がどのようにソフトバンクでの仕事に関係しているか、孫社長の仕事のやり方・人となり

そんな内容が中心だった。

この頃Twitterでいろんな政治家の方をフォローさせてもらっていて、選挙が近いこともあるんだろうけど、すごくアクティブに動かれている様子が伝わってきて、やはりさすがだなという思いを持っているのだが、著者の嶋さんもやはり大局的な視点を持ち、使命感を持ち、アクティブに活動されており、非常に人間力の高い人であることが伝わってきた。

一番印象に残ったのは、衆議院議員に落選してから、孫さんに自分を売り込み、ソフトバンクの社員に成った後に、「政から民への転身」をうまく成功させた部分。

電車の定期券の買い方も分からないところから、「情報化時代の瀬島龍三」ということを念頭におきつつ、徐々に自分に適した渉外を中心とした業務にたどりつき、ソフトバンクが弱い部分であるガバメントリレーションの部分に自分の存在意義を見いだしていくくだり。

ソフトバンク自体がベンチャー企業から大人の会社への転換期でもあり、絶妙なタイミングで嶋さんが入り、業績の拡大へも好影響を与えたであろうことが分かった。

あとは、嶋さん自体の視野の広さ、素養の深さなども印象に残った。これは、松下政経塾やその後の議員生活で培われたものなのだろうが、政治家云々は抜きに自分の目指したい人間像に近い気がした。

全部で249ページと新書なのに結構大部な本なんだけど、最後まで非常に興味深く読めた。

[今日の一文]
人生計画をたて、それを絶対実現すると挑戦することも重要である。しかし、自分の思い通りにいかないことがほとんどである。あまり綿密な計画を立ててしまうと、計画が順調に進んでいないと焦りが生じ、事態はさらに悪くなる。大きな方向は不変としても、計画に幅をもたせれば、少々遅れたり、道の方向が違っていたとしても、「誤差の範囲」として心がゆったり保て、かえってうまくいくと思う。 P172

【関連リンク】
孫正義「規格外」の仕事術 なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのかを読んでいる。 (三木雄信著) 20101228

ソフトバンク流超速断の仕事術大木豊成著 20090906


 

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