やりがいのある仕事を市場原理のなかで実現する! 渡邉正裕著を読む

投稿者: | 2009年9月6日

自分の今後についてあれやこれやと思い悩むなかで、いろんなブログで「手に取るべき!」と書評が書かれていた同書やりがいのある仕事を市場原理のなかで実現する! 渡邉正裕著を読んでみた。

副題はこうなっている。

必要なのは「複線型キャリアパス」と「ビジネスモデル構築力」

ズバズバと歯に衣着せぬ形で書かれていて、非常に面白かった。

どこの部分とは言えないんだけど、自分の今の会社でのあり方と合致する部分もかなりあって、それがまた面白く・自分事で共感して読めた理由だろう。

筆者は慶応SFCで政治系の学問を学んだ後、日経新聞記者となり、その後コンサルティング会社プライスウォーターハウス(現IBMコンサルティング)を経て、MyNewsJapanというニュースサイトで起業された方である。

私はこのMyNewsJapanを使ったこともあったので、結構興味深く読めた。

同書は、題名の通り、現在の資本主義の市場原理の中で、いかに自己実現のできる仕事に就くか、そんな主題で書かれている。

→「仕事内容のやりがい」を意地でも追い求め、かつ、人並み以上に稼ぐ仕組みを打ち立てるという、二重の解決を図らねばならない・・・(P20)

前提には、やはり市場原理の中ではお金は稼げるけどやりがいがない仕事というのが多い、ということがあるようだ。

日本型資本主義の装置としての旧来型の古い体質の日本の会社の(特にその一つの例としての日経新聞の)ずさんさや限界、一方で、外資系コンサルティング会社の合理的な性質の対比なども参考になった。

新聞社のビジネスモデルは現在結構厳しい状況にあると言われているが、本書はジャーナリズムと新聞社の収益源である企業広告の関係性などから、現在の状況を考える材料を与えてくれると思った。ちょっと辛口ではあるけど。

また、収益化が厳しいと言われるニュースサイトなのに、収益が出ているとのことだが、その収益の作り方なども面白かった。

鵜呑みにするわけではないけど、自己実現だとかいろいろ考えていく中で「参考になる」のは確かだと思う。何回も読み返したい本であるのは確か。

20代中盤ぐらいからのこれからの人生を考えたいという若手ビジネスマンには、企業社会での生き方や、自己実現ということを考える上で材料を与えてくれる良書だと思う。

ベンチャーってやっぱり大規模に成功することは結構難しいのだろうが、ブルーオーシャンの中で、それなりの成功を得て、充実した人生をおくれる可能性もある企業形態なんだろうな・・・

この本を読みながらそんなことを思った。もちろん、それなりの成功というのは、結構それなりに得ることは難しいのだろうが、、、

 

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