仕事の哲学 P・F・ドラッカー 上田惇生著を再読

投稿者: | 2009年8月9日

仕事の哲学 P・F・ドラッカー 上田惇生著再読んでみた。

こうして読み返してみると、以前読んだことが、あまり頭に残っていない事に愕然とする。いい本を集中して、丁寧に読む。読み返す。そんな事を意識していかねばならないなーと思った次第。

この仕事の哲学は、数あるドラッカーの著作の中から、「一人ひとりの人間と、その仕事、貢献、成長、啓発」といった事項について書いてある箇所を抜き出して、テーマ毎にまとめた本であり、気軽にドラッカーの思想に触れる事ができるという意味では、非常にとっつきやすい。。

読んでみると、どれも仕事を進めていく上で意識しておくべきことばかりで、しかも含蓄がある。

とっつきやすいけれども、本当に理解するには大変な力量が必要だろうとも思われる。そういう意味では何回も読み直すとともに、仕事の実践をへて何回も試してみる、といったことも必要だろう。

もちろん、この本を読んだ上で、ドラッカーの他の著作に進むことで更に理解が進むという事は言えそうであるが、、、

特に私も含めて知識労働者であるサラリーマンには意味がありそう。

以下特に心に沁みた箇所を抜粋。(おそらく今の私に欠けているものが中心。)

・アウトプットを中心に考える
仕事を生産的なものにするには、成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。技能や知識などインプットからスタートしてはならない。技能、情報、知識は道具にすぎない。  {マネジメント}   P39

・得られたものは自らが投じたものによる
人生からなにを得るかを問い、得られるものは自らが投じたものによることを知ったとき人は人として成熟する。組織から何を得るかを問い、得られるものは自らが投じたものによることを知ったとき、人は人として自由となる。 {断絶の時代}  P87

・起業家精神とは行動である
意志決定を行うことができる人ならば、学ぶ事によって、起業家的行動することも、起業家となることもできる。起業家精神とは、気質ではなく行動である。{イノベーションと起業家精神}P98

・成果をあげるには、意志決定の数を多くしてはならない。重要な意志決定に集中しなければならない。 {経営者の条件} P149

・優先順位決定のための四つの原則
優先順位の決定には、いくつか重要な原則がある。すべて分析ではなく勇気にかかわるものである。第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に横並びではなく独自性をもつ。第四に無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ {経営者の条件}P175

・時間管理に万能薬はない
我々は、時間管理について霊験あらたかな万能薬を求める。速読法の講座への参加、報告書の一ページ化、面会の十五分制限等々である。これらは、すべていかさまである。それこそ時間の無駄である。 {現代の経営} P185

優先順位をつけて行動し、アウトプットをしっかり出す。
上記の抜き出しから考えてつなげるとこんな教訓が得られるか・・・いずれにせよ、非常に示唆に富む本だ。


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