プロフェッショナル広報戦略 参議院議員 世耕 弘成著を読む。小泉政権のコミュニケーション戦略

投稿者: | 2009年3月3日

前からちょっと気になっていたのが、同書プロフェッショナル広報戦略



小泉自民党の時によくサンデープロジェクトとかに出ていた参議院議員の世耕さんの本です。

同書は世耕さんの広報論と、彼が中心となって担った自民党のコミュニケーション戦略について

詳しく書かれていて、結構面白いです。





プロフェッショナル広報戦略
プロフェッショナル広報戦略
世耕 弘成



おすすめ平均
stars著者の失敗から学ぶ

stars参院選の大敗も踏まえて読まなくては

starsうーん・・・

stars一冊で二度楽しめる本

stars広報不在の政治の世界に広報を持ち込む



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もくじ(Amazon.co.jpより)


はじめに 


第1章 戦略的広報とはなにか 



第2章 自民党の広報改革プロジェクト

第3章 プロジェクトマネジメントとしての広報



第4章 組織を勝利に導くための広報戦略



第5章 プロの広報マンになるために



第6章 コミュニケーションのプロが広報だ



おわりに





初めて知ったのですが、著者の世耕さんはNTTで広報担当を長年に

渡ってつとめていた人なのだそうで、そのNTTでの広報経験を活かして、

あまり整備されていなかった官邸や自民党の広報改革に乗り出したのだそうです。



小泉自民党のあのフィーバーといった感じの状況を生み出すのに大きく貢献したのが

世耕さんを中心とした自民党コミュニケーション戦略チームだったとのことです。



本書で語られているキーワードは、「戦略的広報」と「広報はプロジェクトマネージメント」である、

という言葉。



確かに、小泉政権の時はコミュニケーションに戦略的なものが感じられましたよね。。。



今の麻生政権の惨憺たる状況は逆にコミュニケーション戦略不在とも言うべきなんでしょうが、、、

(アメリカのオバマさんのあのコミュニケーション力があるだけに、一層貧相に見えてしまうのでしょうね。

ちなみに著者は、森政権など、首相の周りに広報のプロがおらず、総理が丸裸の状況でマスコミと

対峙しなければならない、という官邸の広報体制の不備に大きな危機感を持っていたとのことです。)



本書では、特に自民党コミュニケーションチームが果たした役割や、それが選挙戦でどう動き、

どのような成果を出したか、について詳しく書いております(それがプロジェクトマネージメントとしての

広報、の具体例となっているんですよね、、、)。



また、プロの広報マンになるために、など、参考になりそうな切り口のものが取り上げられています。

(そうそう、本の最後の方に出てくる政治の本質が広報と同じコミュニケーションである、というのも

個人的には結構考えさせられました。よく言われる”政治は言葉である”というのとつながる部分が

あるんでしょうね。。)



世耕さんが本の”はじめに”で書かれているように「企業の現役広報マンや戦略的広報の

実現を目指す若手ビジネスマン、さらには組織改革に取り組む中堅社員」の参考になる

本です。



なかなかいい本でした。企業のコーポレート的な意味合いも含む広報の本は

まだあまり読んでないので、何度か読み直したいと思います。



 

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プロフェッショナル広報戦略 参議院議員 世耕 弘成著を読む。小泉政権のコミュニケーション戦略」への1件のフィードバック

  1. HAYATO YAMANE

    1 ■はじめまして
    こんにちわ~。
    将来経営者を目指している都内在住の大学3年のHAYATOです・・・。
    ブログ是非読ませて下さい。
    更新楽しみにしてます。
    宜しくお願いします(-^□^-)
    http://ameblo.jp/fabregas-0605/

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