パーミッションマーケティング読書会に参加して

投稿者: | 2008年11月1日

昨日、前からこのブログにも書いていたのですが、

ブログsmashmdiaの河野さんが主催する読書会
に参加してきました。



今回が第1回目とのことです。





今回取り上げられたのは、セス・ゴーディンパーミッションマーケティングでした。




パーミションマーケティング—ブランドからパーミションへ


  • Seth Godin、阪本 啓一
  • 翔泳社
  • 2100円

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書評
/IT・Web






パーミッションマーケティングとは、従来型のマス広告による刈り取り型マーケティングのアンチテーゼとして出てきた概念で、最初にアテンション広告で顧客の気を引き出した後、段階的に顧客のパーミッションを引き出し、優良顧客にしていく、というプロセスをいうマーケティング手法です。



今回の読書会は、このパーミッションマーケティングを読んで一人一人質問や感想をあげ、それについてみんなで意見を出し合う、というオーソドックスなもの。



普段なかなか良書一冊にたっぷり時間をかけて味読することは難しいので、こういう会は非常に良かったです。



参加者のレベルも高く、いろんな刺激を与えられました。




会で出てきた議事の内容は他の参加者の方のブログに譲るとして、自分の感想を箇条書きしてみます。



・パーミッションマーケティングの全自動化は困難であり、どこかで必ず人間の関与が必要である。



これからの時代、コンピューターで人間の関与度をどの程度減らすかが大きなテーマになっていくのだろう。



・上に関連して、現状ではへたなシステムによるパーミッションマーケティングを志向した自動化Eメールマーケティングより、人件費の安いアジアの国々への顧客対応のアウトソーシングの方が割に合う場合も考えられる。



・アテンション獲得用の広告とパーミッションマーケティングでのCRM的活動は連携はするものの、その存在意義は分けて考える必要がある。



そして、アテンション獲得用の広告にはより一層のクリエイティブ・デザイン性が求められ、一方でパーミッションマーケティングでのCRM的活動には、一層システムの精度向上が求められていく。どちらも完璧はありえず、人間の知性の働きで臨機応変に対応することが求められる。



・(一営業マンのつぶやき)パーミッションマーケティングの模範となるのはできる人間の営業マン。現代はパーミッション営業じゃないと売れなくなってきている。お客さんの感情が分からない機械にどれぐらいそれができるのか、お手並み拝見。

・(一マーケターのつぶやき)広告の受け取り手である消費者の変化について述べている「明日の広告」(佐藤尚之著)、自動化マーケティング/マーケティングプラットフォームについて書かれている「次世代マーケティングプラットフォーム」(湯川鶴章著)あどとかなり関連する記述が多くあったように思います(今後のマーケティング全体像を構想するには3冊を併読するとちょうどいいのでは?)。


こんな感じでしょうか。





一つだけ議題にあげようとして止めておいたのは、行動ターゲティング広告はこのパーミッションマーケティングの中ではどう位置づけられるか、ということ。



個人的にはページの閲覧や検索というものが薄いパーミッションには位置づけられると思うのですが、

どうでしょうか。。

思い付きですが、行動ターゲティング広告を適切に流すこと自体が、すでにパーミッションマーケティングの一部として機能しうるような気がします(プライバシー問題との兼ね合いみたいなものは残るとは思うのですが、、、)。


それにしてもこの本、河野さんも言ってたけど10年経っても色褪せませんね。。。

せっかくの機会なので、自分のものにできるようにしたいと思います。





勉強会に話を移すと、まだまだ読み込みが足りなかったので、

もし次回があればもう少し徹底的にやりたいと思います。



最後になりますが主催の河野さん、幹事のよーへーさん、会場を提供してくださった佐野さん、

誠に有難うございました。







パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ
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Seth Godin 阪本 啓一



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パーミッションマーケティング読書会に参加して」への1件のフィードバック

  1. 河野

    1 ■ありがとうございました
    金曜日はご参加ありがとうございました。
    海外にアウトソーシングは、Dellのサポートが大連にあって、そこのスタッフとのやり取りがかなりひどかったので、なかなかパーミションを築くところまではいかないんじゃないかと思います。下手するとプログラムよりも不適切かもしれない。
    そのへんの話も次回ゆっくり話せるといいですねー。
    http://smashmedia.jp/blog/

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