未だ発展途上の日本のネットマーケティング – 業界人間ベム を読んで

投稿者: | 2008年10月12日

未だ発展途上の日本のネットマーケティング – 業界人間ベムを読んで



問題点はふたつあって、ひとつはコンバージョンを上げるサイトづくりのノウハウがまだ未発達であること。もうひとつは見込み客の集客(流入)戦略に、クリエイティブのパフォーマンスを上げる仕組みをいまだ持ち込めないことにある。



業界人間ベムさんのブログは、ネット広告業界の今を深く洞察されているので、毎回非常に勉強になっています。 今日取り上げたこのエントリーもそう。



コンバージョンを上げるサイトづくりができていないこととクリエイティブのパフォーマンスを上げる仕組みを持ち込めていない、という日本のネットマーケティングの未熟さについての指摘ですが、その通りなんだろうと思います。 





特に後者については先日リクルートの始めたバナー広告のクリック率を高めるサービス
のエントリーに関連して書いたんですが、クリエイティブやそれがもたらす力をしっかり考える必要がある、もっとクリエイティブにお金と手間をかける必要がある、ということが言えそうです。





実は日本のネット広告のCPMはアメリカの1/2~1/3程度にまで下がってしまった。その原因はネット広告のパフォーマンスを広告スペースにばかり負わせていて、クリエイティブによってパフォーマンスを上げようとする試みがほとんどなされないことと、集客効果をクリックベースでしか測ろうとしないことによる。・・・(中略)・・・この発展途上状態を打開するには、ひとつに仕組みとして多様なクリエイティブを開発する装置(広告会社の体制やシステム)と第三者配信サーバーが市民権を得ることが必要だ。





リクルートのサービスなどは、この”装置”にあたるんでしょうね。



また、第三者配信サーバーと言及されていますが、これはおそらく広告の効果測定について言われているんだろうと思います。効果測定がし易いと言われるネット広告でさえも、広告の効果を測定する仕組みというのが、まだまだすごく難しい課題なわけで、マイクロソフトが広告の接触よってユーザーのエンゲージメントがどう変化していくかというエンゲージメントマッピングという新しい指標を持ち出したり、日本ではDACさんが広告への接触時間等も考慮に入れた新しい効果測定の仕組みを発表されておりましたが、こういった技術がもう少し発展してクライアントが分かりやすい形になっていかないと特にディスプレイ広告の効果、みたいなものを考えるとなかなか難しいのだと思います。







個人的には、業界人間さんの言うよりは、アクセス解析を使ってのサイトでのユーザーの動向を調べる技術は進んできているのではないか、と思っております。それよりもいかなる経路でクライアントサイトに流入してきたのか?それに広告はどのように関係したのか、そのあたりの技術がもう少し開発の余地があるのではないか?と思いました。

 

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