辰濃 和男 文章の書き方 (岩波新書)を読む

投稿者: | 2008年10月10日

ちょっと前になりますが、辰濃 和男さんという方の 『文章の書き方』という本を

読了しました。



この本は、私のような文章コンプレックスを持つ者にピッタリの本。いつも

読んでいるがんばれ社長
!というメルマガで進められていたのが、手に取ったきっかけです。



筆者の辰濃 和男さんは長く朝日新聞の天声人語を担当されていた方だそうです。





文章の書き方 (岩波新書)
文章の書き方 (岩波新書)
辰濃 和男



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star文章を書く際の心構えを説いた本

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目次(Amazon.co.jpより)



1 “広場無欲感”の巻―素材の発見

(広い円―書くための準備は

現場―見て、見て、見る

無心―先入観の恐ろしさ

意欲―胸からあふれるものを

感覚―感じたことの表現法)


2 “平均遊具品”の巻―文章の基本

(平明(わかりやすさの秘密読む人の側に立つ)

均衡(文章の後ろ姿

社会の後ろ姿)

遊び―異質なものとの出あい

身体性―細部へのこだわりを

品格―ものごとを見つめるゆとり)


3 “整正新選流”の巻―表現の工夫

(整える―気をつけたい六つのこと

正確―終着駅のない旅

新鮮―避けたい紋切型の表現

選ぶ―余計なものをそぎおとす

流れ―書き出しから結びまで)



目次を見ただけでも、いい文章を書くためにおおよそどんなことに気をつけるべきなのかが

よく伝わってくると思われますが、役立ちそうなことがいっぱい書いてありました。



それはたとえば、

・しっかりと準備する(広い円をつくる。)



・しっかりと見る(できれば現場を踏む)



・胸からあふれてくるものを書く。



・分かりやすく書く(読む人の側にたって

 自分の文章を見る想像力)



などといったことです。





次により細かく文章レベルで、心に残ったものを抜粋すると、



・この世の中を、さまざまな思いで生きている人びとへの、強い好奇心があるかどうか、人に学びたいという

強い意欲があるかどうか。そういう好奇心や意欲を失ったとき、文章も命を失います。  p56


・いかに書くかということは、つまるところいかに生きるか、いかに生きているかということと

 無縁ではありません。  P116



・具体性を大切にすることは、ものを見る力を鍛えることであり、ものを見る力を鍛えれば鍛えるほど、

それは文章の質に反映してきます。  P148





・何かを選び、何かを削る。そこは結局、あなた自身ののものの見方、生き方、世の中についての

見方が現れます。文は心なのです。 P222



・文章を書くうえで大切なのは、いい結びの言葉と出会うことです。 P236





この本で読んだことを意識しながら、少しでもいい文章を書けるように精進したいと思った

次第です。終りが月並みな言葉で申し訳ないのですが、、、



辰濃 和男さんは『文章のみがき方』という本を出しているので、

今度そちらにもトライしてみたいと思います。



文章のみがき方 (岩波新書 新赤版 1095)
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辰濃 和男



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