調べ技術・書く技術 野村 進著を読む  

投稿者: | 2008年5月20日

いろんな書評等で紹介されていた本書



調べ技術・書く技術 野村 進著





筆者 野村 進さんは『千年、働いてきました』などでも

有名なノンフィクションライター。その一級の書き手から

ライターになるための初級手ほどきを与えられる、

というのが本書。



冒頭にその目的が簡潔に次のように示してあります。



「ノンフィクションというジャンルが蓄積してきた調査と執筆の

技術の中から、一般の読者にも役立つにちがいないフォームを伝える」





以前読んだフリーランス・ライターになる方法
同様、

少しでもいい記事を書きたいと思っている私のような泡沫ブロガーに

とっても参考になりそうです。





調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) (講談社現代新書 1940)
調べる技術・書く技術  (講談社現代新書 1940) (講談社現代新書 1940)
野村 進



おすすめ平均
stars実戦的アドバイスがふんだんに含まれている。

starsまなぶべき古典的な取材法と執筆法

starsモノ書きを仕事とする人でも一読して損はないと思うほど、内容が濃い一冊。

stars実用に役に立つ実用書なのに、なぜだかべらぼうに面白い!



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調べ技術・書く技術 目次(講談社BOOK倶楽部より)



第1章 テーマを決める

テーマは書き尽くされているか/見慣れたテーマが“化学反応”を起こす

技術はあとからついてくる/テーマ決定のチェックポイント/とにかく動いてみる etc.

第2章 資料を集める

情報不足を避ける/情報収集の方法/袋ファイルのすすめ/自家製デスク

バックナンバーの探し方/単行本の読み方/図書館の利用法/活字以外の記録 etc.

第3章 人に会う

取材対象の選び方/取材依頼の作法/取材を断られたとき

質問項目/遠慮は禁物/取材道具/取材当日/電話取材、メール取材

第4章 話を聞く

取材のイメージ/(1)話の聞き方/(2)ノートのとり方/(3)人物・情景の見方

第3の眼をもつ/(4)インタビューのあとで/取材相手から信用されるには etc.

第5章 原稿を書く

原稿を書く前に/構成を決めてから書くか/ペン・シャープナー/チャート

書き出しに全神経を注ぐ/書き出しの名文/書き出してから/仲介者になる/推敲する etc.

第6章 人物を書く

基本は人物ノンフィクション/取材中の問題意識/構想の変化

心理描写のルール/シークエンシャル・インタビューの限界

第7章 事件を書く

未知の場所で取材開始/水先案内人を探す/「ハルナ」に辿り着くまで

水先案内人・知恵袋・キーパーソン/真空地帯

第8章 体験を書く

体験エッセイを例にして/下調べをやめた理由

自分でテーマを見つけるために/豊かになる




どの章からも非常に学ぶところが大きいのですが、

のっけのテーマを決めるの部分からして素晴らしかったです。



チャップリンのステッキの部分、すでにこれだけ世の中に本があると、

すべてのテーマが書きつくされたような感じを受けることもあるが、



”チャップリンのステッキ”(チャップリンは従来の喜劇でよく用いられた

手法を取っていたにすぎないが、ステッキというものを取り入れたことで、

新しい風が吹いたと世間に思わせた)ということで、



既存のテーマに少し味付けをすることで、十分に独創的なものとして

受け取られうる、ということだと理解しましたが、



これをものを書くにあたって理解しているかどうかで、

物の書き安さは大分変るのではないでしょうか。

私自身は、かなり気が楽になりました。



第3章の人に会う、の部分も良かったです。

取材対象の選び方から、アポのとり方、質問項目まで、詳述

されており、以前から取材のやり方に関心のあった自分としては

非常にためになりました(実は私自身普段広告の企画モノの取材

に立ちあることもあるのですが、広告ではなく、記事的なものの取材

技法を学びたいという思いがありました。)。



以上、本当に簡単な紹介となってしまいましたが、

この本はライターになりたい人にも、私のような泡沫ブロガーにも、

そしてビジネスで情報収集活動の必要があるような人にも

非常に参考になりそうです。





ちなみに、巻末に詳細の参考文献が載っており、それも

かなり使えそうです。





今日も尻切れですが、、、

 

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