NHKスペシャル 放送記念日特集 新動画時代 メディアが変わる を見ての感想

投稿者: | 2008年3月24日

ちょっとエントリーが遅めですが、金曜日に放送された

NHKスペシャル 放送記念日特集 新動画時代 メディアが変わる



録画しておいたのを見てみました。





内容としては、



Youtubeに代表される動画共有サイトの登場で、

テレビも視聴形態が変化し、大きな影響を受けている。



現在の米大統領選挙が”Youtube選挙”と言われるように、動画共有サイトが

かなり大きな影響力を持つようになってきた。



海外では、動画対応家電の開発が進んだり、

テレビ局による番組の動画ネット配信が進んできたりしている(英BBCなど)。



日本では(特に民放各局は)ビジネスモデル絡みでネット配信には

葛藤があるが、NHK(テレビ放送後1週間は番組動画が

見られるなどの)をはじめ、一部ではネット配信に向けた準備が進んでいる



消費者でも動画が作れ、動画共有サイトを通じて

公衆に問うことができる時代のテレビ局の役割とは?



そんな感じだったと思います。







先日、とある機会にネットレイティングスのデータで、

Youtubeやニコニコ動画が日本でもかなり視聴者を増やし、

閲覧時間が長くなっているというグラフを目にしたのですが、



今回の番組でも改めて、メディア視聴形態がかなり変化してきている

ということが取り上げられていました。





番組では、ある家庭の例で、昔はテレビのチャンネル争いというのが

あったのが、今では若者はニコニコ動画などを見るのに夢中で、

テレビを見るのはもっぱらおばあちゃんになったみたいなのが

出てきておりました。



かなり進んだ例だとは思うのですが、

未来を考える上で、ふむふむという感じでした。ちょっと前から

言われてきたことですが、”お茶の間”が消えるので、

かなりさびしい気持もしますが、、、、





あと面白かったのは、動画共有サイトの現状紹介の部分で、



イギリス人?の女性が、自分のメイキャップの様子(人気女優の

メイキャップの方法を真似るなどした)を作り、Youtubeにアップして、

かなりのアクセスを集め、Youtubeと契約して、好きなことでかなりの

広告収入を得ている、という事例。



また、同じく日本人の男性が、一発芸みたいな動画をアップして

かなりのアクセスを集めている事例。



などなど。



動画サイトがテレビではカバーしきれなかったいろんな

動画を消費者に提供してきている、ということだろうと思いますが、

やはりパラダイムシフトがありますよね。







番組の後半は、動画新時代を受けてのテレビの在り方という

ような内容でした。



内容としては、司会の方の他に、3人のコメンテータがいて、

それぞれが意見を述べるという形式でした。



(コメンテーターは3人コラムニストの天野祐吉さん・

作家の秋本康さん・インターネットの父と呼ばれる村井純慶応大学教授)





印象に残ったのは、番組タイトルそのままですが、



新動画時代にテレビ局がどうあるべきか、との話で

それぞれのコメンテータが話していた事柄。



秋本さん

テレビ局は動画のソムリエに



天野さん

動画の時代こそジャーナリズムに徹せよ



村井さん

一般消費者の手本となる最高のクオリティのものを作れ



3人とも主張はそんなにはなれていなくて、動画のあふれる時代、

選択肢の多い時代だからこそ、NHKだからこそできるというような

質の高いものを作って欲しいということなのだろうと思います(今回も

天野さんの発言が最も納得感がありました。テレビの作り手側の

秋本さんは言葉を選んで慎重に発言しているという感じでした。

まあ、仕方がないと思いますが。)。







ちょっと尻切れですが、テレビの存在意義が揺らぐ時代に

入ってきた、というのが率直な感想です。



動画というものについての選択肢が無限に増える時代が

すでに到来してきていると思います。



今までの”多チャンネル化”といったものとは、全然インパクトの

違う状況に入ってきていると思います。





テレビがなくなること自体は無いと思うのですが、

番組作り等に今まで以上に力を入れていかないと、

作れば広告が入ってくる、という時代ではなくなって来るのだろうと

思います。





テレビの今後を考える上で、参考になりました。





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NHKオンライン「ラボブログ」

 

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