99.9%成功するしかけ 藤田康人著を読む  ブームを起こすしかけを学ぶ

投稿者: | 2008年3月10日

先日のPR会社の時代
に続き、人気ブログ、今日のニッパウ
さまに

おすすめ頂いた本、『99.9%成功するしかけ』を読みました。



99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル/藤田 康人


¥1,575
Amazon.co.jp


いつの間にかパッと出てきて、今では定番としての地位を確立した

感のあるガム素材、キシリトールを中心に、いかにして成功する

マーケティングを実践するか、



特にPRを中心として書かれた本です。



目次:Amazon.co.jpより



序章 マーケティングのプロとして

1章 キシリトール現象

2章 古いビジネスモデルを超える

3章 人生の岐路

4章 最強の手段はPRプランニング

5章 地獄のような1年

6章 ブームをつくる

7章 藤田流マーケティング

8章「食物せんいプロジェクト」

9章 脱・日本型マーケティング



著者は味の素の甘味料事業部勤務の後、

現在のダニスコ ジャパンを社長と二人で

創業される、という経歴を持った方です。





特に参考になったのは、以下の2つ。



1つ目は筆者が味の素の甘味料事業部にいた際の成果。



この甘味料事業部というのは、甘味の素材を

販売メーカーに卸す素材メーカー的な機能を持った

事業部であり、従来販売メーカーの研究部門に

ひたすらアプローチする営業形態だったのですが、



筆者はその常識を破り、販売メーカーの

マーケティング部門にもアプローチすることで、

販売メーカーの情報を握り(操り)ながら、甘味素材の

販売を非常に伸ばすことができたとのこと。



(筆者の言う第2世代ビジネスモデルの構築)



普段自分がやっている業務でも似たような発想や

視点の転換ができないか、とても考えさせられました。





2つ目はキシリトールを実際に広めていった手法。



もちろん、キシリトールという素材の素晴らしさや

素材メーカーという立ち位置が結果的に幸いした

面もあったかと思いますが、



・歯科界にアプローチして、

キシリトールへのシンパを増やす



・キシリトールについてのシンポジウムを開く



・日本フィンランドむし歯予防研究会を立ち上げる



といった活動を通じてPRの土台を作り、



歯科医や流通など多くの要素を絡ませ、

PRはもちろん広告にまで食い込んでいくという

第3世代のマーケティング



には、非常に感銘を受けました。



ポイントは、如何にPRされやすい要素を作り出していくか、

WinWinできる利害関係者を巻き込んでいくか、といった

ことだと理解しました。





この”PRされやすいネタ作り”については、今後の業務を

考える際にも参考にしてゆきたいと思いました。

(一企業を越えた中立性などが一つの鍵になるようです。)





本書は上記のような要素とともに、



起業や官との戦い、

といった観点からも面白く読むことができると思います。





非常に参考になる一冊でした。



  • 情熱がなければ伝わらない アタッシェ・ドゥ・プレスという仕事 伊藤美恵著を読む 


  • 小さな会社の「予算0円」超宣伝術 (ビジネスの王様)/鈴木 正人を読んで”売るPR”を学ぶ


  • 宣伝費ゼロ時代の新しいPR術 高橋眞人著を読んでPRの基本知識を拡充


  • ビジネス書を読もう!







     

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