PR会社の時代 メディア活用のプロフェッショナル 矢島 尚著を読む

投稿者: | 2008年3月5日

PR系ブロガー懇親会に参加して以来、

意識してPRについて書いてある本を読み、

書評を書いております。

そうしたところ、有り難いことに、人気ブログ

今日のニッパウ
様よりお勧めの本ということで、

以下を紹介いただき、早速読んでみました。

PR会社の時代―メディア活用のプロフェッショナル/矢島 尚


¥1,575
Amazon.co.jp


著者の矢島さんは大手PR会社「プラップジャパン」の

創業社長さんということで、PRや、PR会社の歴史、

PRの現在的な意味などが詳しくかつ初心者に分かりやすく

書いてあり、参考になりました。





目次(Amazon.co.jpより)


序章 脚光を浴びるPR会社

第1章 戦略的PRの時代

第2章 メディア対応の重要性に気づき始めた経営者

第3章 アメリカで生まれたPRの歴史

第4章 独自の道を歩んだ日本のPR業界

第5章 多岐にわたるPR業務の内容

第6章 PR会社の上手な活用法





一番印象に残ったのが、広告とPRの違いについて

述べた部分。



成熟した消費者がその情報をそのまま信じてくれるとは

かぎらない。そこで巧みなPR戦略を使って、意図的に

行列を作るという仕掛けをするのだ。」(P37)



よく言われていることですがあらためて。





現代は消費者が成熟化しており、広告がなかなか

効きにくくなっているという事実。





他の何かの本で、一日に一人の人が接触する広告の数が

200程度になっており、その広告の洪水の中で、

消費者に興味を持ってもらうのは、非常に難しい

状況になっている、



といったことを読みましたが、





改めて、私がやっているネット広告の分野でも、

純広告(バナーなど)をページに貼るだけでは、

いい効果は得られないということを強く意識させられました。





まだ、正式な答えは出ていないのですが、成熟した

消費者にどう対処するか、それもネット広告で、

となると、





フラッシュや動画などをうまく使ったエンターテイメント

やウィットに富んだ広告や、各種のタイアップによるPR的な

手法などが必要なのだろうと今は考えております。





話を戻しますと、

上記の他、PRの歴史の部分は、今まで読んだ本の中に

詳述されているものがなかったので、参考になりました。





PRが政治とともに発展してきた事実。



ヒトラーがメディアをうまく使って大衆を

洗脳した話は有名ですが、湾岸戦争でのクウェートの

対アメリカ戦術、ボスニア紛争でのボスニア側の

PR会社活用の話、などなど、非常に興味深かったです。



そういえば、アメリカの大統領選が盛り上がっていますが、

広告とPRを駆使した激しい戦いが今まさに

行われているんでしょうね。





そういった観点から再度大統領選の報道を見直してみると

いろいろ発見があるかな・・・などと思いました。





これ以外にも、企業の不祥事対応・経営者のメディアトレーニング

・会社内のPRなど、通常のメディアへのPR活動とは少し異なるものに

ついても分かりやすく説明してあり、勉強になりました。





PRへの理解がますます深まるとともに、その持っている可能性の

大きさ(また、政治的利用時の怖さ)なども分かり、

非常に参考になりました。



今日のニッパウ様、ご紹介有難うございました。



関連エントリー:



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