駆け出しネット古書店日記 野崎正幸著 を読む

投稿者: | 2008年2月6日

実家が問屋を営んでいることもあり、ここ2~3年はあり得ないにしても

将来的には何かネットで物を売る商売をしてみたいと思ってきて、

まったく実現できていない。





また、就職活動中は「古本屋めぐりが趣味」と古本屋好きをネタにしていたような

時期もあった。





最近読んだ「駆け出しネット古書店日記」はそんな私にとっては、

かなりぴったりの本。





野崎 正幸
駈け出しネット古書店日記




パソコンはある程度使いこなせても、ホームページを作るといった行為は初めて、という

著者が、本業が暇になったのを契機に一念発起してネット古書店を開業・運営するまでに

到る日々の日記をまとめたものだ。







何しろネットでホームページ作成にはDreamWeaverが良いと調べて、運転免許や古物商の免許を

とってというところからの立ち上げに到る日々の詳細が日記形式で時系列で書かれているので、

こういう風に考えていたのか、、、とかそんなことに悩んだのか、、、とかそんなことがリアルな感じで

伝わってきて良かった。





人様のブログを読むことはあっても、本で他人の日記を読むことはこの頃あまりなかったのだが、

こうやって日記を本でまとめ読みするのもその人の日常とダイレクトいつながることができ、

なかなか面白い。





おそらく上記のような感覚を持ったのは、昨年惜しくも休刊になってしまった「ダカーポ」等に記事を

寄稿していたという作者野崎さんのライターとしての筆力のたまもの、ということもあるかとは思うが。

(文中にも雑誌への寄稿文が出てくるが、非常に高度であり、作者の文学への精通度が分かる。また、

新宿ゴールデン街で仲間と飲んでる時に嵐山光三郎がやってきたという記述もあり、

そういう方面ではそれなりに名の通った人であることも推察できる。)





ちなみにこの文雅新泉堂
のホームぺージ。かなりシンプルだけど、こんな言葉に引き込まれた。



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【本より他に神はなし】の心意気で、古書の世界に没入いたしましょう。

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やっぱ、こういう本との深い生活、結構理想だな。









※※蛇足だが、作者は神奈川県の城山在住とのこと。(たまに、都会にライター仕事で

用事があるようだが、)失礼だが、あの城山で商売ができるのはネット古書店ならではなことのような

気がする。



私も城山から道志に到るルートや同じく藤野町に到るルート等、温泉等をもとめて通ったことが

あるのだが、自然も豊かだし、温泉もあるし、富士山も近いし、で結構好きだ。



作者はなかなかいい生活をしているなーとちょっとうらやましい気持ちになった。

 

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