仕事の思想 田坂広志著 PHP文庫を読んだ

投稿者: | 2007年7月29日

久しぶりの更新となりました。

さて、選挙で騒がしいですが、こんな時こそ静かに思いをめぐらすことが必要、ということで、この頃読んだ本。仕事の思想 田坂広志著 を読んでみました。

先日読んだ営業力という本が、営業についてなかなか考えさせられることが多くていい本だったので、横展開してみました。

過去エントリー:プロフェッショナル講座 営業力 田坂 広志著を読む



 この”仕事の思想”も負けず劣らずいい本。いろんな所に、珠玉の言葉がちりばめられていました。

簡単に抜粋してみると、、、



・仕事の報酬は成長である(p61)

 人間として成長すると、こころの世界が見えてくるようになる(p62)



・夢を語り、目標を定めることが、人間が成長していくための最も大切な方法であり、 最高の方法なのです。(p72)



・(こちらの提案に対してほとんど反応せず、「黙って去る顧客」の発する)「無言のメッセージ」を聞くためには、何よりも、細やかな気配りや繊細な感受性、さらには鋭い直観力や深い洞察力など、人間としての高度な能力が求められる

・・・そうした高度な能力を身につけるためには、たとえば、一回一回の顧客への営業において、その場に全身全霊で参入する修練が求められます。(p113)



・私たちのなかの成長への願いが強ければ強いほど、顧客という存在は、ますます澄みきった「鏡」として、私たちの心の姿勢を、ありのまま映し出してくれるのです。そして、私たちの成長する姿を、ありのままに映し出してくれるのです。(p114)



・「人間学」の学びも「人間力」の修練も、現実の生活の場と仕事の場にこそ、最高の学びがあり、最高の修練があるということです。(p143)



・(若いビジネスマンに向けて)組織の末端で苦労されているこの時代こそが、皆さんにとって最も大切な「人間学」の学びの時代なのです。



そして、そうした時代に「人間」というものについて何を学んだかということが、皆さんがある年齢を超えてからの成長を、大きく左右してしまうのです。(p156)



・きわめて高度な精神的能力である「人間力」を高めようと思うならば、やはり、ある人間と真剣に正対し、その人間の精神と格闘し、その精神の緊張が生み出す苦痛と戦いながら、自分の精神の限界に挑戦しなければなりません。(p160)



・マネージャーが思い荷物を背負うのは、部下の成長のための自己犠牲ではありません。部下の成長を支えることを通じて、何よりも、自分自身が大きく成長していけるからであり、それは、誰よりも、自分自身のためなのです。

他人の人生に責任を持つ者が、最も成長できる。・・・(p190)



「仕事の報酬は、人間的な成長である。」という考え方。ともすると、金銭的なところにばっかり気になって、隣の芝生が青く見えてしまうこともありますが、人間的な成長という観点から、自分の仕事を見直してみることも大切だなーと思いました。

ちょっと堅い話ですが、やはり人間力を磨くことが大切。小手先の技術よりもまずはそれが大事ですよね。。。。

心に響く言葉が多く、考えさせられ、とてもよかったです。


*ぜひ、以下の記事もあわせてお読みください。
仕事の哲学 P・F・ドラッカー 上田惇生著を再読

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でBusinessReminderをフォローしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です