SNSのAPI公開とWidget 第5回OBIIミーティングに参加してきました。

投稿者: | 2007年7月22日

金曜日の仕事帰り、いつも参加させていただいているウェブビジネスの創発の場、

OBIIのミーティング(セミナーのようなもの)に参加してきました。





今回のテーマは、SNSのAPI公開とWidget



ゲストは、ネットメディアの最先端の情報を伝える”メディア・パブ
”というブログを

運営する田中さんと、マイクロソフトの最高技術責任者補佐の楠本さんという方でした。





この頃様々なところでWidgetについて目にすることが多かったので、

有名ゲストが登壇することもあり、期待して聞きに行って来ました。



※ちなみにWidgetについての定義は、例えばこちらから。

Widget
(IT用語辞典バイナリ
)





会は田中さん、楠本さんのそれぞれから、SNSのAPI公開とWidget についての

プレゼンがあり、その後3人ずつチームに分かれてグループワークという感じでした。





まず、田中さんのプレゼン。いつもメディアパブは参考にさせていただいていたので、

どんな方が書かれているのか非常に興味がありましたが、田中さんは思ったよりも

大人の方だったので、正直ビックリしました。





田中さんは複数の会社の役員や某社のめのITのコンサルなどをしており、

レクチャーの際に作っていたものを元にメディアパブを書き始めたのが

きっかけだったそうです。




ご自身数年前からコンテンツ流通の新しいあり方として、

Widgetには注目されていたとのことです。





今回のプレゼンの内容としては、特に欧米のWidgetマーケットの現状について、

といった感じで、Widgetを搭載することができるプラットフォームや、そういった

Widgetを作るメーカーや、WidgetのPV等を測定トラッキングする独立系の会社などに

ついて図を使った説明がありました。





プラットフォーム・・・SNS/個人HP/デスクトップ/モバイル/テレビ など



Widgetメーカー・・・Youtube/Phtobucket/Flicker/Rock You!/iLike/Last fmなど



測定会社・・・Widgetbox/ClearSpringなど



その他 ポータルサイトもWidgetに力を入れている。





参考になったのは、上記のようなプレイヤーの整理もそうですが、



・欧米のSNSのマイページは日本のそれと違い、検索エンジンに引っかかるほど

オープン(対照的に、日本のSNSは閉鎖的)



・欧米の二番手のSNSであるFacebookでは、API公開後、1ヶ月ちょっとで、

2,000ぐらいのWidgetが出ている。



・MySpace、Facebookとも現在はAPI公開は、ほぼお金に結びついていない。

 マネタイズはこれから。



・Widgetはこれからの広告モデルとして注目されている。



といったことでした。





まとめとして、OBIIの事務局の藤代さんが、Widgetもやはり今までのウェブサービスと同じく、

マネタイズの問題に遭遇しているというのは、”いつか来た道”見たいな感じですね、、、

と言っていたのが印象的でした。





次に楠さんのプレゼン。



内容としては、マイクロソフトの歴史から、現状までと、Widgetとの

関係といったことでした。



正直若干難しくて理解できない部分もありましたが、マイクロソフトが、

こういったソフトの部分でもかなりの技術力を有しているということは

分かりました。



特に、マイクロソフトがウェブ開発者がその成果物を簡単に世界に公開

できるようにするために行っているMicrosoft SilverLightというサービスの

説明の中で出てきた、



プログラミングの知識がそれほど無くても簡単にプログラム同士の

マッシュアップができ、Gadgetが作れるPopflyというサービスのデモがありましたが、

その操作性に会場からどよめきが起こるほどでした(マッシュアップしたものの

プログラムもしっかり書けている、というのが驚きでした。)。







お二人のプレゼンが終わって、その後は「日本の最大手SNSサービスが

API公開するとして、あなたならどんなWidgetを作りますか?



ということについて、3人ずつに分かれて、グループワークをしました。





同じチームの方は、私同様あまりmixiをheavyに使っているわけではなかったので、

どんなサービスが既に搭載されているかも若干不明確なこともあり、



なかなか苦労しましたが、結局1人の方が出した案で、mixiの中で、

対戦型ゲームができる仕組みを作り、それをWidget化するというものを採用しました。



例えば、コミュニティー同士での対抗サッカー大会を開き、その試合の様子をWidget化して、

サッカーをしている人たち以外も見れるようにする、といった仕組みを考えておりました。



(マネタイズとしては、利用者への有料課金と、Widgetの公開に基づく広告収入を考えておりました。)





そうこうしているうちに

30分ほどで各チームからのプレゼン報告の時間となりました。



我々のチームは惜しくも優秀に選ばれることはなかったのですが、

チームメイトのプレゼンのうまさもあり、結構いい案になったのではないかと思います。





さて、今回の会を通じて、日本でWidgetが流行るのかどうか、については欧米との

違いもあり、懐疑的な発言も多いようでした(実際かなりのGeekが集まっていると思われる

今回の参加者の内でも、Widgetを使っているのが1/3程度であったことなどもその背景に

ありました。)。





私個人的には、今回楠本さんが発表されたようなプログラミング等を知らなくても

簡単にWidgetを作れるような環境が整備されれば、大分状況が変わってくるのではないか?

と思った次第です。





あとはもちろんSNSやブログ、カスタムページのサービス提供会社の閉鎖的な姿勢が

緩んでくることも必要でしょうが、、、





今回も非常に参考になりました。







過去のエントリー:

メディア・パブ: 米ビジネスパーソン,SNSを仕事のために利用しているのか
を読む。

OBII(大手町ビジネスイノベーションインスティチュート)のミーティングに参加してきました





 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でBusinessReminderをフォローしよう!

カテゴリー: OBII

SNSのAPI公開とWidget 第5回OBIIミーティングに参加してきました。」への1件のフィードバック

  1. ジャンクワードの森

    第5回OBIIミーティングの感想

    ちょっと遅くなりましたが、先週の金曜日に参加した「第5回OBIIミーティング」の感想を。 まず最初はゲストで呼ばれた「http://zen.seesaa.net/」の田中善一郎さんとマイクロソフト最高技術責任者(CTO)補佐(ブログ「Innovative Things」)の楠正憲さ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です