MarkeZine:◎Googleがダブルクリックを買収した4つの理由

投稿者: | 2007年6月30日

MarkeZine:◎Googleがダブルクリックを買収した4つの理由



少々前に取り上げたGoogleによるダブルクリック買収、その背景を



Google内のプロダクト・マネージャーが語った記事。




前回投稿した際には、確かGoogleはディスプレー広告の配信技術というよりは、



ダブルクリックの持っている大・中規模のwebsiteとの深い関係(たとえば、独占的な



広告配信の権利)を買ったのだと考えられる、といった説を紹介したが、


<補足> 

※私も少し関係していたので分かるのですが、ダブルクリックが特定の媒体と結んでいる

エクスクルーシブ契約は、他の会社からすると結構強固で、邪魔な存在(目の敵)、

 裏返せば、大きな資産なんですよね。

<補足終わり>




今回の発表を読んでみると、やっぱりダブルクリックの持っている広告配信技術にも



目を向けているのだということが読み取れると思う。





例えばそれは、4つの理由のうちの2つ目の第三者広告配信について書いてあるところとかが

いい例だろう。ちなみに第3者配信とは、媒体者のアドサーバーではない、第3者の



サーバーから広告が配信される形態である。



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GoogleはAdSenseネットワークに第三者が広告配信することを許してこなかったため、

広告主がパフォーマンスの指標を得るのを困難にしていた。

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今でもちゃんとしたアド配信のシステムを持っているけれども、ダブルクリックの持つDART等の

技術は、やはり現在のシステムを補完してくれるものになりうる、という判断なのだろう。

これが高いのか、それとも高くないのかは、これからのディスプレー広告での市場

争いの行方が教えてくれることになるのだろう。

それと最後にここら辺も気になった。

From a technical perspective, Google will also be able to get web pages to load faster

by reducing latency from ad servers. Publishers will benefit by making more money

from remnant inventory and – as has been the case with other technologies we’ve acquired

– we hope to make ad serving more accessible. Smaller publishers would get access to

 DoubleClick’s ad serving technology, enabling them to better compete in the global marketplace.

(Why we’re buying DoubleClick
   Alex Kinnier, Group Product Manager

直訳すると、

技術的な見通しとして、グーグルはアドサーバーからの遅れを減らすことで、ウェブページを早く

ロードすることを可能にするようになるだろう。

媒体者は残りの在庫からより現金化することができるようになる。

そして、我々は我々が獲得した他のテクノロジーの場合と同じように、

アド配信をもっと利用しやすくわすることを望んでいる。  

より規模の小さな媒体者が、世界市場でより伍していけるようにするために

ダブルクリックのアド配信技術を手にするようになるように。

<直訳終わり>

これを読むとグーグルは検索連動型広告同様にアド配信についても小口の媒体者にも

使いやすいように改良を加えるつもりのようですね。個人サイトみたいなところでも

精度の高いターゲティングができるようになると考えられると思います。

今後に注目です。

当ブログの関連エントリー


メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメ

 ☆☆昨日のエントリーに関係するんですけどこの頃Googleは米法人・日本法人ともブログを使っての

    マーケティングに積極的ですね。


 

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