リクルートのDNA 企業家精神とは何か 江副 浩正著を読む

投稿者: | 2007年6月18日

人材輩出企業として有名なリクルート。それを一から立ち上げた江副 浩正さんが、

起業家精神を語った本である表題作を読んでみました。




江副 浩正
リクルートのDNA―起業家精神とは何か


読んでみると、なんとなく流行のベンチャー企業の社長さんの書いた起業物語と

同じような印象を受けました(例えばサイバーエージェントの藤田さんの本などと同じく。)。





よく今のベンチャーの多くは、リクルートのビジネスの真似事にすぎない、みたいな

揶揄の言葉を聞きますが、その理由が納得できた気がします(今ある多くのベンチャー

企業の社長さんが、江副さんの影響を受けているんですよね。。)。







正直、起業に至る経緯やその後企業をエクセレントカンパニーにまで持っていく

経緯は、そんなに驚くような内容ではなく、あたりまえのことを淡々と実践した、

というような内容であると思います。



※大学新聞のコミッションセールス→自社メディア開発→様々な事業を展開

こう書いてみると、至極納得のいく道のりになってしまいますね。



これは、江副さんのおごらない人間性のために少し抑揚を抑えた文章に

なっているという面もあるのかもしれませんが、それでもなんとなく我々凡人に

勇気を与えてくれる内容だと思いました。





文中江副さんが人前で話すのが苦手で苦労した(p16など)、というような記述もあったりして、

こんな偉大な人でもそんな悩みを抱えていたのか、と思うと勇気付けられる気がしました。





時代を代表する優秀な経営者の思想に触れる事ができる、ベンチャー精神について考える

きっかけになる、という意味でおすすめの本です。



起業をあまり難しく考えないように仕向けてくれる、

そんな本だと思います。





●付言すると、もちろんリクルートというエクセレントカンパニーを

 よく知ることができる本でもあります。



 ”社員皆経営者主義”など、商売を学ぶことができる仕組みがビルトインされている

 リクルートのような会社こそ、本当に従業員を大切にする会社なんだと思います。

 (それは早期退職制度みたいなものにも表れていますね。)


関連エントリー



エネルギーを奪う仕事、もらえる仕事  藤原和博著 (新潮社)

「創刊男」の仕事術 くらた まなぶ著を読む

上記はともに文中にも出てくる、有名なリクルート出身者の方々の本です。



 

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