エネルギーを奪う仕事、もらえる仕事  藤原和博著 (新潮社)を読んでいます

投稿者: | 2007年5月29日

リクルート出身で、今は中学校の校長をやっていることでも有名な

藤原和博さんのエネルギーを奪う仕事、もらえる仕事を読んでおります。


藤原 和博
エネルギーを奪う仕事、もらえる仕事

藤原さんはリクルート時代、普通のサラリーマンを経て、”フェロー”という職務の

第一号になります。



このフェローというのは、いわゆる事業部長等の”管理”職とは違い、接待・査定・

会議(筆者の言うところのSSK)を免除されたインディペンデント・プロフェッショナル・パートナー、

独立上級パートナー職とでもいうのでしょうか、そういったものです。



要は、会社の本流・出世街道からは外れる代わりに、SSKに煩わされること無く、

自分の得意とする分野で自由な裁量を持って仕事をし、

その生み出す価値に応じて高い給料をもらう、といった職種のことです。



この本は、藤原さんが最初リクルートのサラリーマンとしてバリバリ働きながら、

いかにフェローという職種を会社に認めさせ、その第一号になったのか、リクルートという会社の

内情を含めて面白く書いてあります



(営業をしている私からすると、筆者の営業職時代のエピソードなども非常に参考になります。

また、”リクルート論”を書いた本としても価値があると思います。特に”RING”という新規事業

提案制度の部分。今まさに読んでいますが、非常にダイナミックな制度ですねー。)。



現在まで読んだ部分を総合すると、藤原さんが、典型的な会社での上昇カーブに染まるような状態に

違和感があったこと(本当に自分のやりたいことからはそれたように感じたこと。)、

そして、フェローという立場についたこと、そういった経験を通じて、”働き方”についての様々な考察を

加えている、という感じです。



近頃、日本のホワイトカラーの生産性の低さであったり、ワークライフバランスみたいなことが

盛んに言われていますが、自分の働き方を客観的に見直すために非常に参考になりそうです。



この頃、ちょっと仕事を思いっきりできてないなーと考えている私にとっても、みずからの仕事を

省みるのに効きそうです。



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