本多静六自伝 体験八十五年を読んでいます

投稿者: | 2007年5月21日

東大教授にして大富豪、最高の哲人というちょっと気になる形容詞が

付けられた本多静六という人の自伝を読んでいます。




本多 静六
本多静六自伝 体験八十五


今のところは、人一倍負けん気の強い田舎のいたずら坊主が、父の死やその後訪れた貧しさなど、

紆余曲折を経て、学問で身を立てていく、といった立身出世色の強い話が続いています。



これ自体は、非常に参考にはなると思いますが、ありがちと言えば、ありがちかなーと思います。







状況としてはそんな感じですが、その中でも結構心を打つ表現があったので、ここで紹介します。





筆者は、住み込みでお世話になっていた恩師の人から、「強情の癖」を治すために、

天源淘宮術の新家春三という人のところに、行くように説得されます。



そこで性格修正法なるものに出会いますが、そこについて語っているコメント。





とにかく人間のもって生まれた性格というものは、なかなか矯正し難いもので、

ちょっと油断すればすぐに短所が頭をもち上げてくる。



私はこの修養を一生における内面的大事業として努力してきたが、そのおかげで、社会的にも

活動ができ、さらに自分の幸福に感謝しうる境遇にさえ達したのである。



つまり私の性格矯正が私を幸運に導いてくれたのである。



運は気持ちで直せという信条をもつようになったのも、私自身の体験から割り出したものである。





かなりの努力は必要だったのでしょうが、意識して性格を変えたことが、

幸運な生活を送るためのカギだった、ということだそうです。



自分の性格を見極めて、正面から向き合って、何とか克服できるように

努力する。これって本当に難しいのでしょうね。



私はもう社会人を5年以上やってしまってますが、おそらくこういうのって

年を取ればとるほど難しくなるのでしょう。



自分の目標に照らして、必要とあれば性格の修正にまで踏み込む。

「運は気持ちで直せ」、かなり強力な言葉ですね。




 

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