メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメ

投稿者: | 2007年4月20日

メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメ

またまたグーグルのダブルクリック買収について。バナー広告の強化が目的ではないか?という指摘は、以前取り上げた記事でも出てきたが、それが更に具体的に書いてあって参考になる。



検索連動型広告の市場の成長に少々陰りが見えはじめており、一方で大きな意味でのバナー広告市場が、今後勢いを取り戻す、という予測が背景にあるのではないか?と推測している。



記事の中にある、・The Banner Is Back(A VC)というサイトの記述も参考になる。



Many marketers have reached the point that they can’t easily buy more search. It’s getting harder. Keyword markets are becoming efficient and supply and demand are coming into balance. Of course, that alone doesn’t mean that all the other money will move into banners. Banners also need to produce measured returns.



要約すると、キーワード広告の市場の効率化が進み、その需要と供給が均衡点に達しつつあるために広告主が今までのようにはキーワード広告を買いまくることができなくなる、とのこと。



検索連動型広告が出る前のサーチワードは、1ワードに2つしか(バナー)広告を出せなかったために飽和状態となって、それを解消するように検索連動型が出てきたが、検索連動型の場合もやはり、掲載面にはかぎりがあり、右肩上がりに成長していけるわけではない、ということだろうと思う。



これは、先日どこかでMSN日本法人のおえらいさんが、これからはブランド広告をとっていかないと、、、と言っていたこととも符合しており、WEB広告業界の今後を考える上で興味深いと感じた。





*ぜひ、以下の記事もあわせてお読みください。
Googleメディアセールスディレクターに聞いたディスプレイ広告の可能性(MarkeZine)という記事を読んで

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メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメ」への7件のフィードバック

  1. adman

    1 ■長いので2回に分けます(1)
    「キーワード広告の市場の効率化が進み、その需要と供給が均衡点に達しつつあるために
    広告主が今までのようにはキーワード広告を買いまくることができなくなる、とのこと。」

    この見解、ある程度以上納得です。僕自身かなり大きなリスティングのアカウントを管理してますが、キーワードの「増量」と「減量」の割合で見ると、やはり「減量」の割合が多くなってきていますから。

    ただ、「ユーザーリテラシーの進展」および「ワードの発達」を考えると、効率化と相反することなく「KWの大人買い」は出来ますし、クライアントはやると思います。リスティングはある程度以上成長したら成長は鈍化すると思いますが(当たり前ですね)、ある程度以上が結構いくと個人的には考えています。

    (続く)
    http://ameblo.jp/adman

  2. adman

    2 ■長いので2回に分けます(2)

    また、ダブルクリックの買収についてはGoogleの知人にも聞いてみました。詳しいことは聞くことが出来ませんでしたが、「バナーの強化」ではないとのことでした。

    こんなことを立場的には言ってはいけないかもしれませんが、個人的にはバナー広告(狭義の)は
    キライです。キライというか、自分で施策のメインとしては取り組みたくない。


    仰られていることは、バナーというか、リッチコンテンツアドの強化ということですよね??

    MSNはリッチコンテンツに力を入れているのでそういう発言も当然出てくると思います(「MDAS」なんかもその取り組みの一環でしょうね)。

    TIAAで受賞したこの作品なんかもリッチですよね。
    http://ameblo.jp/adman/entry-10029578345.html


    ただ、個人的にはリッチもプロモーションの一部でしかないと考えています。バナーもSEMも、もちろんSEOも。


    なのでそのポートフォリオを組める、コンサル的アドマンが今後付加価値が出てくる、と。


    今度記事にも書きますが、Googleはまだコンサル分野には手を出せていませんが、徐々にGoogle Analytics、Google Websiteoptimizerなどインフラを強化してきてます(しかもBtoBというところがミソです)。

    要はプロモーションポートフォリオに組み込める要素を以下に自前で持っていられるか、そこにコンサル的見地を入れられるかが今後の勝負だとも思います。

    あくまで個人的な意見ですけど、ね。

    長々と失礼致しました。
    http://ameblo.jp/adman

  3. webman

    3 ■admanさんへ
    コメント有難うございます。
    いつもながら、深い考察ですね、、、


    tokuriki.comさんの方で、以下のような
    記述を見つけました。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    何でもかんでもエンジニアが作り出したソフトウェアやシステムが自動でやっている印象の強いGoogleですが、

    今回のDoubleClickによる営業人材の獲得といい、最近のGoogle Apps Premier Editionにおける人手での有料サポートサービスの提供といい、徐々に人手によるサービスに力を入れざるを得ない事業領域の割合が増えつつある気がします
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    http://blog.tokuriki.com/2007/04/yahoo_google.html

    システムでは対応できない部分というのが、やはり出て来ている、というのもあるのでしょうね。

    その一つに、おっしゃるところのコンサルがあるのかもしれませんね。広告もイメージ等を使うものであると、人手が必要であると思いますし、、、


    個人的には、「バナー強化ではない」という見解と若干齟齬がありますが、

    ダブルクリックが今までの営業で築き上げてきた
    大手オンラインメディアとの(アナログな)関係性を一気に手に入れる、ということの意味も大きかったのではないかとも思っています。


    グーグルはAdsenseによって中小のメディアの取り込みはできておりますが、こと大手メディアになると、そんなに関係構築が進んでいないようにも感じられるので(バイアコムの例等)。






    http://ameblo.jp/webman

  4. webman

    4 ■admanさんへ 追記
    ちなみに、MSNさんの件は、以下の記事を参考にしました。

    MSNとWindows Liveの舵を取るメディア通の手腕
    http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20346723,00.htm
    MSNの事業部長の方のコメントです。


    「感動×感謝=メディアビジネス」
    ここでは、やはりリッチなネット広告を意識されていることが読み取れますね。


    ちなみに私の立場としては、今後バナー広告自体の使い方をもう少し整理してゆきたいと思っています。

    バナーって使い道がないのか?

    必ずしもそんなことはなくて、やりようによるんではないかと思っています。

    指標等なかなか難しい部分はあるんですが、、、
    http://ameblo.jp/webman

  5. adman

    5 ■いや、アグリーですよ!(1)
    ≫ダブルクリックが今までの営業で築き上げてきた
    ≫大手オンラインメディアとの(アナログな)関係性を一気に手に入れる、ということの意味も大きかったのではないかとも思っています。


    これはその通りでしょうね。
    日本のGoogleなんかは技術ッ出身だけでなく、営業出身の人間も採用し始めてますし、ヒューマンライクな部分の強化は力入れてますね!

    ただ、日本のダブルクリックとは関係ないのでどうなるかはウォッチです。


    ≫グーグルはAdsenseによって中小のメディアの取り込みはできておりますが、こと大手メディアになると、そんなに関係構築が進んでいないようにも感じられるので(バイアコムの例等)。

    完全に個人的な意見ですけど、GoogleのスキームとしてはB2B狙いだと思いマス。
    Adwordsは完全プラットフォーム狙ってマス。
    これに対抗できるのってOmnitureのプロジェクトジェネスシスくらいかな、と。
    なのでAdsenseよりはAdwordsが要だと思ってます。
    Google Analytics、Google Website Optimizer、こういう広告配信インフラは100%Googleは力入れてくるし、どこかでマネタイズすると思いマス。


    http://ameblo.jp/adman

  6. adman

    6 ■いや、アグリーですよ!(2)
    ≫バナーって使い道がないのか?

    僕もやりようだと思ってます。
    完全にアグリーです。

    ただ個人的ばっかりですけど、もっと大きなスキームを作りたい、キャンペーンをやりたいと思うんですよね、規模じゃなく思想的に。

    バナーも大切です。
    いまやポストクリックが図れるツールも出てきてますし、Yahoo!が中心となってポストインプレッションも指標化されようとしています。

    だからこそ、ポートフォリオだと、思うわけです。

    バナー一本の効果を求めすぎちゃいけないと。

    プロモーションの成功という目標の歯車として、バナーの最適化を図る・・・こういう風なのがダイナミックだなぁ・・・と思ったりするわけです(生意気にも)。

    たびたび長くなってスミマセンm(_ _;)m ゴメン!!
    http://ameblo.jp/adman

  7. webman

    7 ■admanさん コメント有難うございます
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    もっと大きなスキームを作りたい、キャンペーンをやりたいと思うんですよね、規模じゃなく思想的に
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    視点が高いですねー

    私も同じくです。

    立場上、すべての広告を扱える立場ではないのですが(メディア在籍のため)、、、

    もてるすべての資源を駆使してクライアント事業の深いところまで口出しさせてもらう。

    そんな広告マンを目指したいですよね。
    admanさんに遅れを取らないようにがんばりますよ。笑

    早速明日からですね。それではお休みなさいませ。

    またよろしくお願いします。admanさんの
    ブログもちょくちょく拝見させてもらいますねー

    http://ameblo.jp/webman

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