人を動かす カーネギ著を読む

投稿者: | 2007年1月7日

年末年始の数日をかけて、D.カーネギの書いた名著「人を動かす」を読みました。




原書は1936年に初版が発行されたそうですから、70年以上の歴史を持っている本です(



日本版の初版は昭和33年ですから、45年ぐらいの歴史を持った本となります。)。




にもかかわらず、現在でも、アマゾンのビジネス書年間売上げランキングの最上位の方に





来ているそうで、まさしく不朽の名作と言えるでしょう。




デール カーネギー, Dale Carnegie, 山口 博
人を動かす 新装版



300ページ以上にわたる本で、読むのになかなか時間を要しましたが、題名どおり、


人情の機微を理解して、人間関係を円滑に進めていくのに、非常に役立ちそうな


内容でした。




—目次(創元社ホームページより)—


◆人を動かす3原則

盗人にも五分の理を認める。

重要感を持たせる。

人の立場に身を置く。 


◆人に好かれる6原則

誠実な関心を寄せる。

笑顔を忘れない。

名前を覚える。

聞き手にまわる。

関心のありかを見ぬく。

心からほめる。


◆人を説得する12原則

議論をさける。

誤りを指摘しない。

誤りを認める。

おだやかに話す。

“イエス”と答えられる問題を選ぶ。

しゃべらせる。

思いつかせる。

人の身になる。

同情を持つ。

美しい心情に呼びかける。

演出を考える。

対抗意識を刺激する。 





◆人を変える9原則

まずほめる。

遠まわしに注意を与える。

自分のあやまちを話す。

命令をしない。

顔をつぶさない。

わずかなことでもほめる。

期待をかける。

激励する。

喜んで協力させる。 


◆幸福な家庭を作る7原則

省略




—目次ここまで—




特に、人に好かれる6原則及び人を説得する12原則は、営業をやっていく上で、



各項目が非常に勉強になると思います。何年か営業を生業にしていますが、



上記の18原則をしっかり理解すれば、営業の土台はできたことになるのではと思います。




また、人を変える9原則はこれから管理職になろうとする方が読んでおくべき内容



だと言えるでしょう。


 

カーネギは、持論の説得力を増すために、リンカーン・チャールズシュワブ・ルーズヴェルト、他



多くの偉人達のエピソードやものの考え方を引用しており、そのどれもが非常に示唆深いです。





例えば、人に好かれる6原則中の”聞き手にまわる”という部分について、



自分のことばかり話す人間は、自分のことだけしか考えない、ということで、



コロンビア大学の総長を務めたことのあるニコラス・バトラー博士の次のような言葉を紹介



しています。



自分のことだけしか考えない人間は、教養のない人間である。



たとえ、どれほどの教育を受けても、教養が身につかない人間である



これを読めば、誰もが人の話を聞くことの重要性が理解できます(人間、教養がないと、



人の話を聞くことはできないのですね、、、)。




これ以外にも同様の役立つ教訓がたくさん出てきます。





読んで考え、実践して再度読み返す、そんなことをするに値するいい本だと思います。

 

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