「現場主義の知的生産法」  関 満博著を読む

投稿者: | 2005年11月27日

昨日のブログに



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今日は、帰国直後なので、久しぶりに携帯やネット・テレビ・日経新聞(不在中の新聞をいっぺんに届けてもらいました。毎回そうなのですが、一気に読むのも楽しいんですよね、、、日経新聞オタクとしては)にどっぷりとはまっています。1週間ほどですが、こうしたメディアから離れて、中国の人やモノから刺激を受けてきたのですが、今後は、日本でも上記のようなメディアだけでなく、人やモノからもっと刺激を受けるようにしなければいけないなーと感じています。

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と書いたんですが、こんなことを書いたのには訳がありまして、今回中国に行くのに、以下の本を旅先で読もうと携行していたんです。実は、何年か前に一度読んだのですが、その時にかなり感銘を受けたため、再度読み直して見ました。





関 満博
現場主義の知的生産法



筆者は一橋大学で地域産業論の教鞭をとる人で、この本では、フィールドワークに留まらない、「現場」主義による学問のすすめ方が書かれています。






筆者の思想は明快で、現場には「新たな発見がある」、というものです。







平たく言うと、現場主義のすすめであり、それも形式的ではなく、強い思いを持って現場にあたる、ということを強調されています。



※P11に、”「現場主義とは自分で実感すること、自分の言葉で表現すること」を意味する。”とあります。メディア情報ばかり鵜呑みにしがちな私には、なかなか耳の痛い発言です。




筆者の学者という立場からすれば、従来のような文献を読み込んで、それをつなぎ合わせて研究するといった手法ではなく、現場での気づきを大事にして、それをうまく活用して研究していく、ということの大切さを言われているのだと思われますが、現場を重視する思想というのは、私のようなビジネスマンにも勉強になることだと思っております。




これはおそらく、仕事の出来る人であれば、自然と感じて実践していることなのだと思うのですが、実際の仕事を進めていく中で、その現場で、色々な気づきを得て、それをまたビジネスに生かす、ことが大切なのだと思います。





筆者も本文の中で、強調されているのですが、様々なメディアから入ってくる情報は、様々なバイアスがかかっており、一方で現場で得られる情報というのは、我々に緊張感等を伴って直接的に入ってくるため、身につきやすい、ということが言えるのだと思います。





もちろん、単純にメディアから入ってくる情報は切り捨てろ!という議論ではないと理解しておりますが、、

(ただ、この筆者は25年ぐらいに渡ってテレビをほとんど見ていない、という徹底さには少々驚きますが、、、)




個人的には、メディアから得る情報にもまして、普段仕事や生活の現場で得ることができる情報に、もう少し感性を研ぎ澄ませて当たれるようにしていきたい、筆者の言うように、もっと思い入れを持って現場と対峙したい、と思った所存です。







さて、この本はそれ以外にも面白い記述がいくつかあります。その中でも筆者のあえて整理をしない(整理することで満足してしまう場合が多いため)といった考え方や、時間短縮の方法(筆者は、時間短縮のために、車にのらず、免許さえも取っていないとの事です。)等は、非常に面白かったです。





やはり何回か読んで、参考にしたい座右の一冊です。



 

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