放送と通信の融合について私なりにまとめてみます。

投稿者: | 2005年4月24日

このブログでも過去何回か取り上げたのだが、ライブドアの影響もあり、

この頃放送と通信、テレビとパソコン、メディアと通信という話が

かまびすしく各メディアで取り上げられている。



非常に興味のある話題なので、整理の意味も込めて書いてみたい。



【放送と通信】

まず、放送と通信の関係について、総務省関係で、こんなものがあった。



「ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会」
とりまとめ

  2003年4月15日ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会



  放送と通信のサービスの特徴

  放送

:高精細映像等の大容量の情報を一斉同報で不特定多数に配信



コンテンツ制作者が意図した品質を保証(ギャランティードサービス、帯域保証)
提供するコンテンツの内容について放送事業者が責任を持つ
通信:オン・デマンドで特定者への映像情報等を配信、或いはストリーミング技術によって特定多数向けに配信
 
多数のユーザが同時にアクセスすると輻輳が発生するため、制作者が意図した内容・品質は保証せず(IP網の場合はベストエフォートサービス)
コンテンツの内容については、通信の秘密を守るため、通信事業者は関与しない

放送は不特定多数に向け、通信は不特定多数向け、両者は相互補完関係に立つ、ということのようです。




【デジタル放送の位置づけ】

また、放送と通信の融合を考える中で、まもなくはじまるデジタル放送の位置づけがいまいち判然としなかったのだが、こんなサイトも見つけた。



■地上デジタル放送問題を巡る諸問題(2003.10.15更新)





上記のサイトによると、デジタル放送は、官民一体となって放送と通信の融合をすすめるという掛け声のもとに出てきたものだったが、あまり普及しているとは言えず、現在すすんでいる”FTTH等による高速インターネットをベースとした、TCP/IP技術を採用した「インターネットTV」の方が速く普及してしまうのではないか”とのことだ。



上記のようなことを踏まえて、今の所こんな仮説が成り立つかと思う。



「インターネットの普及により、通信のコストが大幅に下がったこともあり、今まで放送でしか流すことが

出来なかったコンテンツが、通信でも流せるようになった。



それによって、通信が放送の機能の代替を一部するようになってきている。」



この仮説が正しいかどうか、今後も追いかけていきたい。







さて、今週は、メディアでもいくつか放送と通信の融合について番組があったので、

それを振り返ってみたい。





日経スペシャル「ガイアの夜明け」 4月19日放送 第157回



ブロードバンドへの野望



ソフトバンク孫社長を独占密着。 印象に残ったのは、孫社長の(ブロードバンドが、ここまで

普及したことで、これからは)「コンテンツ競争がはじまる」との言葉。ホークスの買収も、その

コンテンツ競争の布石だとの事。



ブロードバンド通信で流すコンテンツが、これからの収益源である、ということなのでしょう。。

ユーザーからしてみれば、とても楽しみです。





上記の番組以外でも、ワールドビジネスサテライトでは、いくつか面白い話がありました。



・(火版)

 ネットもテレビも見れる(しかも同時試聴も可能な)テレビが、いくつか発売された。

 

 26型等、普通のパソコンでは考えられない、大型のものも。

 →キーボードがなければ、ほとんどテレビ、、、テレビを見ながら、興味をもったものを

  すぐネットで検索する、というようなこともできるらしい。いちいちテレビとパソコンを二つ立ち上げる

  必要もなくなれば、それはそれで便利かもしれないと思う。





・(水版)

 ヤフーをはじめとした通信事業者が、放送分野に乗り出し来る一方で、ケーブルテレビなどの放送事業者がIP電話等もてがけ始めるなど、メディアをめぐる闘いが熾烈になってきている。

→USENのGYAOやジュピターのビデオオンデマンド事業が取り上げられていた。



ソニーの常務が、テレビと通信は2-3年で必ずくっつく、以下にデバイスの機能を高めていくかが勝負と言い切っていた。





さて、長々書いてきましたが、通信と放送の融合、これに付いては、これからもどんどんいろいろ調べていきたいと思
います。









 

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